2017年7月4日火曜日

アルプスではなく、ホフマンのクララ【クララ殺し】<感想>

地球での存在は夢のようなもの<作中語では“アーヴァタール">で、別世界に本体があるという世界のミステリー、 「アリス殺し」の続編。
「ホフマン宇宙」と呼ばれる別世界に迷いこんだビルが、殺人予告を受けたクララという少女を救う依頼を受ける話です。
前作から引き続き登場するのは、井森とビルくらいで、アーヴァタールの説明も一応あるので、前作を読まなくても、問題なく楽しめます。ビルは今回すっごく癒しでした...!素直で可愛い...
また、今回は凄く登場人物が多いので、前作を読んでない人は、むしろ前作を読まない方が混乱せずに読めると思います。ホフマン作品をテーマにしているからか、ホントに登場人物が多くて...。
タイトルのクララもホフマン作品に登場する女の子です。私は読み終わるまで、アルプスの方かと思ってました...お恥ずかしい...。
でも、ホフマン作品を読んだこともなかったのですが、巻末にあらすじを紹介してあるので、助かりました!これを機に読んでみようかな...。

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