2017年8月7日月曜日

哲学書を読みたくなる...かも【スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの】<雑感>

スワロウテイルシリーズ4作目です。
今回は、哲学の難解な話に加えて、ちょっとした叙述トリックがあります。私は1部と2部をまだ読んでいないからなのかと、焦りました(笑)
でも、読み終えて見ると、前作を読んでなくても、話の流れは理解出来るようになってたので、これから、読み始めるのもありだと思います。ただ、以前の事件や、揚羽と真白の誕生の秘密について明かされることもあるので、前作を読んでいた方が楽しめます。
凄く作り込まれてて、読後はスッキリします!ちょっと謎も残るけど、そこは続編のお楽しみに...。
哲学の話の部分は、難しかったです...
カントの「純粋理性批判」とデカルトの「方法序説」、ニーチェの「ツァラトゥストラはこう言った」を使って、「正義」と「善」などについて、語られています...。恥ずかしながら、私は前の2つは聞いたことはあるけれど、どっちがどっちの作者なのか、ハッキリ覚えてない程度の知識しかありませんでした...。難しそうで...。ただぼんやりと分かったような気がします。機会があれば読んでみようかな...。

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