2017年10月11日水曜日

探偵らしからぬ今日子さん【掟上今日子の裏表紙】<雑感(ややネタバレ注意)>

忘却探偵シリーズの第9弾です。
今回の今日子さんは、表紙の通りの有り様で、今日子さんらしさは消えぬものの、探偵らしさは控えめです。
日怠井警部との心理ゲームのようなやりとりに始まり、その後も警部と厄介くんが奔走、厄介さんの解決編という内容で、ドラマでの今日子さんしか見てない私にはかなり斬新でした。実際、あとがきによると、いつもと違う書き方だったそうです。
初めは事態が分からなくて、ワクワクするのですが、中盤からは真相が気になって、一気に読み進めてしまいました。
今日子さんが真相に分かっているらしい様子が悔しくて悔しくてwwwせめてもっとヒントをくれぇぇ!ってなりますwww

今回も西尾維新作品らしい言葉遊びがいっぱい且つ、真相も裏の裏が...といった具合で面白かったです。悲しい部分には厄介くんの言葉に救われますし...。

次巻の10巻「掟上今日子の色見本」は今年の冬発売だそうです。「美少年椅子」が今月だから、12月くらいかなぁ...

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