2017年11月25日土曜日

ハリポタを連想する王道ファンタジー成長譚【とんがり帽子のアトリエ】<紹介>

魔法に憧れるけれど、魔法使いではない主人公が、ある事件をきっかけに、魔法の世界に入っていき、仲間と共に成長していく話です。
王道的なファンタジー成長譚で、私はハリー・ポッターを読んだときのドキドキワクワク感を思い出しました!実際、ファンタジー成長譚ってことぐらいしか、共通点はないんですけれど...。ただ、ファンタジーが好きなら、必ずハマる作品だと思います。
まず、魔法の設定がしっかりしています。物語の中で重要な部分でもあるので、ここでは詳しく書きませんが、「こうすると、魔法が発動する」というルールがあることで、魔法が夢物語の中のものではないように思えます。
そして、それが物語の中の人間関係をよりドラマチックにしてくれます!この作品は、主人公と仲間たちとの関係がリアルなのです。特に、2巻での主人公と仲間との「衝突」が好きです。正確には「衝突」というほどのことではなく、パニックの中で、つい本音が出てしまい、気まずい雰囲気になる場面です。こういう状況は、現実の学生生活でも経験したことがあるような気がして、懐かしいようなワクワクする気持ちになりました。(ファンタジー世界のようなパニックは経験してませんけれど!)
また、作者の白浜鴎さんはアメコミ系の仕事もされていた方で、絵も綺麗です!2巻は資料集の付いた特装版もあるので、見つけた方は是非に!私は特装版で買いました!!!少し高くなりますが、この作者の絵が好みなら、後悔はしません!

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