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2018年6月25日月曜日

ホテルマン凄すぎ【マスカレード・ナイト】<雑感>

「マスカレード」シリーズ第3弾。
でも、うっかり間違えて、「マスカレード・ホテル」を読む前に読んでしまいました...。
第2弾の「マスカレード・イブ」が「ホテル」の前日譚と聞いていたので、敢えて先に読んでいたのですけど、今回「ナイト」が第1弾かと勘違いして、読んでいたので、最初かなり困惑しました(笑)
「マスカレード・ナイト」は、作品の舞台であるホテル、コルテシア東京で行われる大晦日の仮装パーティの略称です。

今回は、ある殺人事件の犯人が「マスカレード・ナイト」に訪れるという密告により、またもコルテシアは警察に協力することになります。
事件以外にも、様々なお客様が訪れるのですが、彼らの被る「仮面」は見所です。
そして、そんなお客様達への、ホテルマン達の対応には脱帽せざるを得ません。
特に山岸さんが優秀過ぎる...。
それに比べて、警察ときたら...。
大義妙文を掲げて、自分達のことばかり...。
警察官が普通で、山岸さん達が凄すぎるだけなのかもしれませんけれど...。

また、新キャラの敏腕ホテルマンの氏原さんは、第一印象はあんまり良くなかったけれど、読み終わってからは一番好きなキャラです。
真面目過ぎるし、お客様以外には仏頂面だけれど、柔軟さや素直な面も持っていて...。
最後のチェックインの場面が凄く好きです。

2017年12月24日日曜日

「優しい嘘」が好き【マスカレード・イブ】<感想(ネタバレ注意)>

東野圭吾作品はあまり読まない私だけど、たまにある「優しい嘘」な話が好きです。がっつりのミステリーに混じって、こういう嘘が彼の作品を人気足らしめているのではないかと思います。
<以下ややネタバレ注意>
これは映画化を控えている「マスカレード・ホテル」の前日譚で、殺人だけでなく、ちょっとした事件も含んだ短編集です。主に女性の強さを描いた話になっています。
その中で、私が好きなのは「仮面と覆面」という話です。ある女流覆面作家の正体をめぐる話なのですが、何枚もの殻を被ったような結末でありながら、優しくてニッコリさせられます。
人が死なないミステリーかつ、親子の話なのが、私のツボでした。この親子の真実を暴きながらも、見守る尚美さんと同じく優しい気持ちにさせられます。