2018年10月8日月曜日
2018年8月2日木曜日
社会人だけでなくも学生さんにも【組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム】<感想>
社内向けコラムをまとめた本ということなんですが、凄く面白かったです!
サイバーエージェントはもちろん、スマホゲームなどの業界に入りたい人は勿論読んでおくべき1冊だと思います。
また、全然関係のない業界で働いてる人や、まだ社会で働く実感の湧いていない学生さんも楽しめる内容です!
まず、著者の日高さんは副社長なのに全然偉そう内容はなく、文章も的確で簡潔なので、ホントに読みやすいです。
また、元がコラムなので、空いた時間にチョコチョコ読めるのもオススメな点です。
また、クリエイティブ産業の経営陣なので、クリエイターとの業務に関する試行錯誤について触れている部分もあり、ここはクリエイターの人が読んでも面白いのではないかと思いました。
そういった業界でなくても、働く上での考え方については、いろいろと同じ部分があると思います。
今後、自分の仕事に取り組むにあたっての視野が少し広くなった気がします。
2018年5月26日土曜日
2018年4月20日金曜日
2018年3月28日水曜日
楽しく生きるヒントに...【フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~】<感想>
続かも編の邦訳も2年くらい前に出ている割りと前の本です。
タイトルに関しても、内容に関しても、一部の人からは不満の出ているエッセイのようですが、私は面白かったです。
パリでホームステイした著者がその経験で得た「暮らしの知恵」を紹介した「The Daily Connoisseur」というブログを元に書いた書籍です。
(英語の得意な方は、先にブログを見てみてもいいかも...。前記のブログタイトルをリンクにしてます。)
なので、よくある自己啓発本より、ずっと気楽に読めます。
私は「ふーん、そうなんだー」とか、「なるほどー」と思う場面も多かったのです。
日々の不満だらけの毎日を幸せにするキッカケに出来る本だと思いました。
ただ、期待し過ぎてしまうと、不満があるのかもしれません。
要は、「生活や気持ちを変えれば、毎日が変わりますよ!」ということを具体的に紹介している、「『暮らしの知恵』の参考書」のようなものです。
いつもは本を読まない女性向きなのかなぁとも思います。
また、カリフォルニアとパリの生活や考え方の違いが面白かったです。
大量生産大量消費的なアメリカと過ごし方を大切にするフランス。
この2つとは、また違う考え方の私達、日本人。
参考になることや反省させられること、またちょっと自信が出ることもありました(笑)
続編も読んで見たいと思ってます。
2018年3月22日木曜日
2018年3月14日水曜日
2018年2月18日日曜日
「うさぎ」さんも「鬼」でした【うさぎが鬼に会いに行く】<感想>
作家の中村うさぎさんが殺人「鬼」や「鬼」才と対談するというテーマで、「実話BUBKAダイナマイト」と「実話マッドマックス」という雑誌に掲載されていたインタビュー記事に後日談を加わったものです。
私の好きな作家さんの一人だったので、手にとってみたのですが...
予想以上の内容でした...。
インタビュー相手の「鬼」は、一見そこまでブッ飛んだ人ではありませんでした。逮捕歴、服役歴のある方も数名いますが、不起訴だったり、既に出所されていたりします。
それでも、殺人&食人経験のある人や、赤軍関係者、死体写真家、AV監督...と、かなりインパクトのある方々です。
そういった「異形」の人達との対談の合間に綴られる彼女の想いは、「深淵を覗く」故に、異質な雰囲気があるのだと思って、読んでいました。しかし、読み進めるごとに、彼女の考え方が一般的な「良識」から離れていって、彼女自身の語るように、彼女自身も「鬼」なのだと理解しました。
特に死体写真家との対談の際の彼女の感覚に驚愕しました...。死体の写真が見たいなんて...。
ただセックスの時に、脳が死んだ状態になるという話は、興味深いです。また、脳科学関連の本を探してみようかな。
考え方には少し理解し難い面もありましたが、彼女の悩みは共感できることも少なくありません。でも、どちらも彼女の一部分なのでしょう。そう思うと、このエッセイは中村うさぎさん自身の多面性を生々しく綴られた、実にリアルな作品だと思います。
また、有名なマツコ・デラックスさんにもインタビューされています。マツコさんとの話は、他の人のときよりも、弱気な雰囲気になっているギャップが面白いです。
10年くらい前の作品なので、マツコさんの写真も若いです(笑)でも、インタビューの様子は、やっぱりマツコさんでした。
お二人の対談本のようなモノもあるようなので、また探してみたいと思っています。
2018年1月1日月曜日
前回よりも動物について考えさせられる【先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!】<感想>
前回の「巨体コウモリ~」よりは、やや行動学や環境に関する話が多かったです。
タイトルの「シマリス」の行動は蛇の臭いを体につけることで、 ヘビに対してのみ行われる身を守る術なのだそうです。ヤギや人もヘビには敏感な話も合わせて考えると、ヘビが動物の中で特別な存在なのではと思いました。
聖書でイブを唆した動物がヘビだったことも、ヘビの危険さを表しているのではないでしょうか。「神社の肉食動物」が自然の危険と畏敬の念を表しているという話と通じるところがあると思います。
2017年12月26日火曜日
こんなに可愛い表装なのに...【風と共にゆとりぬ】
海外の児童書作品のような、アンティークで可愛い表装にも関わらず、卑屈さを武器にしたエッセイで、ラストが肛門の話...。こんなにオシャレな表紙なのに、締めが肛門の話なんて...。
しかも、圧倒的な存在感のある話なのです...(笑)
日常、日経新聞での連載、肛門の話、と三部に分かれた構成になっているのですが、一番ボリュームのある日常でのいろんな話を忘れるほどのインパクト...。なぜ自分の恥部の話をここまで生き生きと描けるのか...(笑)
こういうのが無理って人は、三部だけ読まなければ、ほぼ大丈夫です!特に、披露宴のダンスとか、バレーの失敗談とか、日常の話もドン引きするくらいには、オススメです!!
とにかく、前作に劣らないくらいに、最後まで可笑しな話が詰まっていたんですが、終始楽しそうに書かれているのが、何より面白かったです!第3段も出されそうとのことで、楽しみです...。
2017年12月22日金曜日
初級「イタリア」的なエッセイ【みんなイタリア語で話していた】<感想>
伊語翻訳家の岡本太郎さんのイタリアエッセイです。(芸術家の岡本太郎さんと、同姓同名ですが、別の人です)
イタリアで長く暮らしていた方なので、イタリア語やイタリアの土地に関する話が生き生きしていて、私は終始笑いが止められなかったです。
ただイタリア文化やイタリア語について、あんまり知らない人はあまり楽しめないかもしれません。ネットでは、やや不満だったという感想をちらほら見かけました...。
イタリアに触れるきっかけにする書籍というよりは、ぼんやりとでも「イタリア」を知ったうえで、読むとイタリア人の「あるある」が楽しめるのではないかと思います。
私の場合は一時期、NHKの語学番組にハマっていて、イタリア人の国民性や文化・言葉への知識がないわけではなかったからか、特に不満はなく、楽しめました!
なので、イタリア語に興味のある人は、是非先にNHKの外国語講座を半年(1講座)見てから、こういったエッセイを読むと楽しめるかと思います。
ヨーロッパ圏の語学講座は、意外と有名な俳優さんが出てくるので、そういった意味でも楽しめます。
私自身、俳優さん目当てで見始めました。
でも、ネイティブキャストも凄くユニークだったり、先生もノリノリだったり、普通に面白いです!
特に、イタリアとスペインは毎期、安定したクオリティーがあり、普通にバラエティとして楽しめると思います。
ただ、面白いけれど、観てるだけで、語学力がつくわけではないので、悪しからず...。
勉強のために観るなら、真面目に観ないと効果は薄いです。
ソースは私。
めっちゃ観てるのに、いまだに挨拶くらいしか分からない(笑)
2017年12月15日金曜日
動物好きな中高生にオススメな1冊【先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!】<雑感&紹介>
公立鳥取環境大学の教授が書かれたエッセイです。
大学で起きた人間と動物との事件を行動学の視点から紹介されています。とはいえ、内容は難しくなく、動物が好きな人なら、文系でも楽しく読めると思います!私も高校生のときに読んでいたら、こういった分野への進学も考えたのになぁ...。
また、行動学の先生がどういう視点で動物や社会を見ているかも感じられて面白いです。動物が好きな人でも、大学の教授となると、やっぱり少し感覚が違います。研究者的だけれど、動物への愛もあって...。
この後にもシリーズとして出ているようなので、読んでみようと思ってます。
2017年8月19日土曜日
エッセイはあまり読まない私だけれど...【時をかけるゆとり】(感想)
私はノンフィクションよりフィクション派で、普段はあまりエッセイを読みません。嫌いなわけではないけれど、積極的に読みたくはならなくて、結局、小説やラノベ、漫画を読むことの方が多くなります。
そういう話を友人達としていたら、ひとりが一言、「朝井リョウのエッセイはめっちゃ面白いから読んでみ!」
朝井リョウさんの作品は「何者」しか読んだことはなくて、恥ずかしながら、「『桐島、部活やめるってよ』と『何者』って作者一緒だったんだ...」というレベルでしか知らなくて、何となく読み始めたのですが、、、
凄く面白くて、一息に読んでしまいました...。
読後感は、1冊の本を読み終えたというよりも、話の上手い友人の思い出話や近況報告を聞いたような感覚です。終始自虐的ではあるけれど、いかに相手に楽しんで話を聞いてもらうかという気持ちが感じられて、きっと友達多いんだろうなぁって思います。
好き嫌いは別れるかもしれないけど、一度読んでみて損はないです!