「マスカレード」シリーズ第3弾。
でも、うっかり間違えて、「マスカレード・ホテル」を読む前に読んでしまいました...。
第2弾の「マスカレード・イブ」が「ホテル」の前日譚と聞いていたので、敢えて先に読んでいたのですけど、今回「ナイト」が第1弾かと勘違いして、読んでいたので、最初かなり困惑しました(笑)
「マスカレード・ナイト」は、作品の舞台であるホテル、コルテシア東京で行われる大晦日の仮装パーティの略称です。
今回は、ある殺人事件の犯人が「マスカレード・ナイト」に訪れるという密告により、またもコルテシアは警察に協力することになります。
事件以外にも、様々なお客様が訪れるのですが、彼らの被る「仮面」は見所です。
そして、そんなお客様達への、ホテルマン達の対応には脱帽せざるを得ません。
特に山岸さんが優秀過ぎる...。
それに比べて、警察ときたら...。
大義妙文を掲げて、自分達のことばかり...。
警察官が普通で、山岸さん達が凄すぎるだけなのかもしれませんけれど...。
また、新キャラの敏腕ホテルマンの氏原さんは、第一印象はあんまり良くなかったけれど、読み終わってからは一番好きなキャラです。
真面目過ぎるし、お客様以外には仏頂面だけれど、柔軟さや素直な面も持っていて...。
最後のチェックインの場面が凄く好きです。
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