2017年7月28日金曜日

20周年おめでとうございます!【デザート2017年9月号①】<雑感>

久しぶりにデザート買ったら、達央さんのイケボCD付いてるし、応募者全員サービスの色紙あるし、3D彼女が実写化だし、ウハウハだぜ☆
「好きなよ。」の最終回もよかったよ...いろいろ苦労はありながらも、幸せな日々って、すごく羨ましい...
ここで、1話改めて読み返すと、メイの成長がものすごい...頑張ってきたもんなぁ...
高校生から大人になるまでの話だと思うと、変じゃないのかもしれないけど、私はこれだけ成長出来てるんだろうか...

アサダニッキさんの「星上くんはどうかしている」と金田一蓮十郎さんの「ライアー×ライアー」がいつの間にか終わってたの寂しいけど、
お二人とも新連載あるのです♪♪♪
 

恋とヒミツの学生寮:第6話 梅雨とテスト
アサダニッキさんのはキャラが選り取り見取りなのが、最高です♪♪♪
夜風は勿論、今回(6話)の月ヶ瀬先輩もミステリアスで、素敵だった...!なに考えてるか(企んでるか?)分からなくてちょっと怖いけど、そのミステリアスさがまた良いのです!
ただ、個人的にはしょうちゃんが好きです!!!女子力高い系男子好きwww
 

モーメント~呪いの傘~:Episode.1
金田一さん原作ネーム、実妹の芋Utoさん作画の新連載ですヨ!!!
実妹だから、芋Uto(いもうと)なのかな...って思って笑ったwwwwww
話も好きな感じだった!最後の言い訳しながらも、相合い傘して帰るのが最高です♪
相模くん優しい人そうだもんね!
 

恋わずらいのエリー:20#私の奇跡
足にひびが入っても、通常運転なエリーが好きwww
ただ、エリーのこの明るさ(?)が今回の要くんの考え方と対称的で......良いよね!!!
シリアスめな要くんの独白シーンなのに、6時間睡眠で「眠れなかった」って言う要くんに心のなかで、突っ込んだりする場面も好きですwwwエリーは心のなかで、賑やかなのが魅力だよね!
恥ずかしながらも、恋人らしくなっていくオミくんとの場面も滅茶苦茶萌えるので、お楽しみを!!!!!!

 
春待つ僕ら:period.36:「ミルクアンドハニー」
おじいさんに挨拶するために、永久くんの家に行くというドキドキ回。甘々過ぎて、照れちゃう二人...そこへ、じゃれてくる永久くんの猫...からの甘々展開...
なんだけど、この飼い猫の名前がミルクなんだよ!つまり、今回のサブタイはこの展開のことだったのだ!!!
後輩のレンくんもパンイチで登場したり、キメ顔で美月の名前間違えたり、魅力満載(?)なので、必見です!
 
モエカレはオレンジ色:13話
玉島ノンさんの作品は初めて読んだんだけど、、、
蛯原さんのツンデレが凄くいいです...
事故チューを「ただの事故」って言いつつも、頬赤らめて「会いづらくなるから、気にするな」って言うの凄く良いです!!!
一度落胆してからの安心感のギャップにやられるし、赤面の蛯原さん可愛くて、私も落ちそう...!
 

セキララにキス:24話
今回、デッサンの話がスッゴく詳しいので、美術系の進路に進むことに興味のある人は、勉強になるのではないかと思います!!!
私もこんなことを高校のときに知っていれば、デッサンもっと上手く出来てたかもしれないのにっ...!!

2017年7月23日日曜日

声が出ないほど萌える【私の少年 3巻】<感想>(ネタバレ注意)

↓1~2巻の簡単なあらすじ↓
<夜遅くにサッカーのそんなに練習をしていた美少年、真修と出会ったOL、聡子。二人は徐々に交流を深めていく。そんな中、ある出来事からそれが彼のためにならないと気づいた聡子は、身を引こうとするが...>
3巻はこういった山場を越えた後から始まるのですが、そのまま平和な日常が続くわけもなく、
真修のお父さんとの遭遇をきっかけに二人は離ればなれに...。
つまり、二人にとって、激動の3巻なわけですが、私の一番衝撃を受けた場面は、冒頭の膝枕です...
正確にはうっかり真修から聡子さんに膝枕をしてもらっちゃうという場面です...
ふっと気がぬけたように、聡子さんの膝の先にちょこんと頭を載せてしまう真修が凄く可愛くて、いとおしくて、声が出ないほど悶えました...(笑)
初めて、真修が聡子さんに甘えた場面であり、この後辺りから真修の聡子さんへのアプローチも積極的になっていきます!!!
元カレの椎川さんや、真修との別離後に地元で再会した同級生の八島くんのような男女的さはなく、素直で可愛らしいながらも、彼の想いが詰まった精一杯のアプローチです。「聡子さんとどこか行けるように大きくなりたい」、花火の火を貰うシーン、「聡子さんにエー玉を見せてあげたい」...。そして、別離の時のターコイズのページも...。聡子さんにとってはささやかな日常の一コマかもしれないけど、真修の想いのこもった言動で、読者的には凄くいとおしい...。
また、エー玉をラムネ瓶から出すシーンは真修の状況も暗喩されているように思いました。特殊な家庭で、ひとりの世界にいた真修に外の世界、回転寿司やプールや花火を見せたのは聡子さんです。2巻では迷いも生まれつつも、真修の言葉から再び、二人の関係が続いて...というここまでの二人の交流を真修をエー玉に例えているようにも感じました。
このエー玉の話の後、寿司キーホルダーが消えて...という別離の展開も凄く切なくて、凄く好きです。その後の再会で3巻が終わるというのも、単行本読者的には、ありがたいです。4巻発売までに空く時間を考えると、3巻の終わり方が絶妙だと思うのです!
本編の話も最高なのですが、あとがき・おまけも私は大好きで、話の上手い作家さんだと実感させられます...。特に担当のH澤さんの話が好きです。私もサイドストーリー「小学生真修物語」読みたいです!!!(笑)

2017年7月20日木曜日

恋人から家族へと...【東京喰種:re 12巻】<雑感>

11巻の愛は恋愛の要素が多かったけれど、12巻は恋人から家族へと変化していく途中...といった感じでした。
カネキとトーカちゃんのラブシーンは、艶かしかった...!台詞が手書きなのが雰囲気を引き立ててた...
頼りなかったカネキが逞しくなって、ヤンチャしてたトーカちゃんが艶っぽくなっても、中身はそんなに変わっていないのが、凄く萌えます!
二人がが結ばれて、ハッピーなものの、
逆に終わりを感じさせられる話でした...
 
CCGは旧多の思い通りだし、一見マトモに見えるむっちゃんは怖いし...
カネキのいる「黒山羊」や喰種側と、カネキのいないCCGやQs班との雰囲気の差が辛い...
今まで喰種を隠してひっそり暮らしてきたトーカちゃんは妊娠して結婚。一方、好きな料理を仕事にしていて、喰種捜査官と結婚した依子ちゃんは、早々に犯罪者にされ、死刑宣告...。状況が入れ換わったみたいな対比...。
彼女に対するトーカちゃんの決断は、母となりつつあるからこその変化で、依子ちゃんへの友情がなくなったわけじゃないんだと思う。赤ちゃんのためにハンバーガーを押し込むトーカちゃんの優しい強さは、依子ちゃんのお弁当を押し込んでいた頃と変わってないと思うのです...。

 

7/29ロードショーの映画のフォトブックも今日発売されてたので、買っちゃいました!
映画の雰囲気が伝わってくる内容でした。ヒナミちゃんの食事場面のショッキングさがイメージ通りだったので、ちょっと期待が高まっています。迷っている人はこのフォトブックを見てから、考えると良いのではないかと思います。ネタバレ嫌いな人は見ない方が良いです。
2016年のMen's non・noに掲載された1話のリメイク版も収録されています。

2017年7月18日火曜日

男の子がイキイキしてる【別マ2017年8月号】<雑感>

久々に別マ買っちゃったけど、変わらずのハイクオリティだったわ...
胸キュン、王道ラブコメにギャグ、ファンタジー...といろんなジャンル読めるのが好きです!
(ファンタジーはあんまり多くないけど、今は渡辺カナさんの「君とワンダーランド」があります!
人に変身しちゃう犬と人より動物の声が聞こえる女の子のふんわりシュールなラブコメですwww
今回出てきた神様のズレズレ感が結構好きなので、今後楽しみ♪)

そして、今まで気づかなかったけど、
男の子達の表情がイキイキしてるのが良いと思うのです!!!
特に、星谷かおりさんの新連載「宇宙の果ての真ん中の」の燐くんの表情が好き!
サラサラ髪の男の子なんだけど、
その下の無邪気さと優しさと快活さが絶妙...!
こんな表情描けるのホント凄い...
キャラクターだけでなく、ストーリーも<独りを貫いていた女の子をイケメン四人組が天文部に勧誘、巻き込んでいく>という王道さと斬新さを含んでいるので、期待度大です♪♪♪

あと、ずっと気になっていた「ふしぎの国の有栖川さん」がまだ連載続いていてくれてよかった!
オザキアキラさんが好きで、アリスも好きなので、『これは読まなくては...』と思いつつも、読んでいなかったのですが、
やっぱり最高だった...
付録の大江戸編も最高だった!コミカルさが毎月読みたくなる感じです!
オザキアキラ作品の魅力はキャラクターにあると思うのです!!!
ベタではあるけど、<恋愛に疎い主役>と<保護者的な準主役>。準主役の絶妙の台詞回しとハイテンションが、凄くテンポ良くて、最高のラブコメになってるのですよ...
今回は落語要素なかったけど、主役二人が落語好きという設定なので、落語の話も多いのかなぁ...楽しみです♪

そして、もう一つ!
どれも面白かったのだけれど、
中河友里さんの「ビタープリンス」のラストの煙草の場面が、
今月の私的ハイライトでした!
今まで想像したことなかったけれど、
事故キスの後に、「やっちゃったぁ...」ってなるのって、最高に萌えますね...!!!
お口直しのように、煙草くわえられるのはショックだけど、気持ちの切り替えに吸ってる様は、慌ててる感じが凄く伝わってきて、逆に萌えるのです!!!

他にもいろいろ書きたいけど、キリがないので...
ただ、びっくりしたことが2つ!
まず1つは、来月号から、まさかのジョジョの岸辺露伴の連載が始まるとか...
マジかよ...マジかよ!露伴先生大好きだよ!
やったぜ!ジョジョと別マのイメージは全然違うし、謎だけど、やったぜ!!
 
 
あと、椎名軽穂さんがご病気で「君に届け」が休載だそうです......
急病とあったので...心配ですよね...
ゆっくり休んで、元気になってください...
付録の番外編には、君に届けも入ってたので、君に届けがなくて寂しいときは、コッチで!!!

2017年7月12日水曜日

愛に溢れる11巻...【東京喰種:re】<雑感>

12巻が来週、19日に発売なので、読み終えたよ!!!
最高でした...今までで一番好きかもしれない...!
バトルシーンも凄くて、今までハッキリ描かれてなかった才子の有能さもガッツリ、しかもコミカルに見れて、ホントに凄かったんだけど、
11巻の一番の見所は愛だと思います!
前述のバトルシーンの才子は愛に溢れてたし(「好きよ」のシーンの才子の顔は凄く美人です!)、
アキラさんのヒナミちゃん達との確執も、亜門さんとの関係も、とても美しくて、涙止まらない...
そして、間に挟まれる政さんの瓜江くんへの愛...(笑)
シリアスな場面のハズなのに、政さんの言動のせいでギャグと化している...
初めて登場したときにはこんなキャラだとは思わなかったよ...(笑)
 
でも、一番衝撃なのは、六月くんなのです...
もう完全に変わってしまったんだなぁと思うと同時に、
自分の気持ちに正直になれるようになったことを喜んであげたくも思う...ツライ
ラストの六月の登場は絶妙だった...!
金木くんとトーカちゃんのコミカルかつしんみりとした雰囲気の中に、突然涌く間女...
ホント盛り上がって来ましたよ!!!
瓜江くんの「ドキッ」もあることだし、彼らの関係がどう拗れるか楽しみ♪

2017年7月8日土曜日

泣きたくなるほどグロいのに、愛に溢れたゾンビミステリ小説【わざわざゾンビを殺す人間なんていない。】<感想>

先月、6月30日に一迅社から発売された小林康三さんによるゾンビミステリー小説です。
舞台は、死ぬとゾンビのようになってしまう感染症が蔓延した世界。ある研究発表会の最中、一人の研究者が密室でゾンビになるという事件から物語は始まります。
凄く丁寧に論理的に作り込まれた推理小説なのですが、ゾンビモノでもあるので、終始グロテスクな描写があり、苦手な人にはオススメできません。
特に、ゾンビイーター石崎笑里の回想シーンは物凄くショッキングで、思わず本を閉じました...。これは彼女にとっても、震えるほどの悲劇です。しかし、ゾンビの“踊り食い"等を日常的にしてことで、感覚が少しがズレていっていったことも原因じゃないかと感じました。「ルールを守っていれば良いわけではない」「法律は完璧ではない」とは、当たり前のことではありますが、忘れてはいけないことなのだと考えさせられます。
ただ、彼女にはゾンビへの愛も感じます。ゾンビを食べることを娯楽だと言いながらも、他のゾンビイーターよりもゾンビを食べることに対して深く考え、愛を抱いているように感じました。
この作品は、グロテスクで過激な描写だけでなく、登場人物たちの愛情も描かれているのが魅力なのです。
物語の核心になるので、具体的には言えませんが、八つ頭家の秘密と家族愛の描写は、とても丁寧に組み立てられていて、密室トリック以上に読み返したくなる場面です。そして、ゾンビモノとはいえ、読み終えた後は凄くすっきり、ほっこりします。小林康三さんの作品ラストでは、今回のが一番好きです。

2017年7月4日火曜日

アルプスではなく、ホフマンのクララ【クララ殺し】<感想>

地球での存在は夢のようなもの<作中語では“アーヴァタール">で、別世界に本体があるという世界のミステリー、 「アリス殺し」の続編。
「ホフマン宇宙」と呼ばれる別世界に迷いこんだビルが、殺人予告を受けたクララという少女を救う依頼を受ける話です。
前作から引き続き登場するのは、井森とビルくらいで、アーヴァタールの説明も一応あるので、前作を読まなくても、問題なく楽しめます。ビルは今回すっごく癒しでした...!素直で可愛い...
また、今回は凄く登場人物が多いので、前作を読んでない人は、むしろ前作を読まない方が混乱せずに読めると思います。ホフマン作品をテーマにしているからか、ホントに登場人物が多くて...。
タイトルのクララもホフマン作品に登場する女の子です。私は読み終わるまで、アルプスの方かと思ってました...お恥ずかしい...。
でも、ホフマン作品を読んだこともなかったのですが、巻末にあらすじを紹介してあるので、助かりました!これを機に読んでみようかな...。

2017年7月1日土曜日

ドロドロした中に...【リリース】<感想>

古谷田奈月さんの第30回三島由紀夫賞候補作になった作品です。
「星の民のクリスマス」や「ジュンのための6つの小曲」のような優しく穏やかな雰囲気ではなく、官能的でドロドロしたものでありながらも、目を醒まされるような展開に何度も引き込まれました。また、随所に織り込まれた、思わず読み返したくなるような細かい伏線も見所です。
 
舞台は、同性愛が多数派となった世界。
そこで、少数派になった人達が起こしたテロと、その裏のいろんな想いが渦巻いている様がドロドロと描かれています。
主に、<ビィ>と<エンダ>という二人の人物の視点を交互に物語は進みます。
エンダ視点は官能的で重々しい場面が多く、ビィ視点の方が甘酸っぱいような、“青い"ような若さを感じる爽やかな場面が多いです。
個人的にはビィ視点の方が好きです。中盤のドロドロさが私には重すぎて...。
でも、その中でロロという女性の“感情をうまく言葉に出来ない"というありようには深く考えさせられました。いい意味でも、悪い意味でも...。
同性愛が多数派という今の現実とは違う世界での愛や恋、友情、家族、社会が描かれているので、人間関係に悩んだときに読むと、新しい価値観が得られて良いのではないかと思います。私は、エンダのボナへの想いと、ロロの周囲への想いが想像したこともないようなものだったので、とても印象的でした...。