本編を観ないと楽しめないとは言えないけど、観ておくと数十倍楽しい。
いや、本編より、前作の「叛逆」を観ておくべきかも……?
その方が、ほむらの選択や葛藤が響くので。
あ、いや、叛逆は本編を知ってこその結末だから、結局映画だけでもすべて観てもらった方がいいのかな……
(以下、ネタバレ要注意)
とにかく、全体的にこれまでのストーリーのいろんなものを拾い上げている作品に感じました。
本作の中の台詞とか、ワスの正体とか……。
ワス、もとい、正体不明の先輩。
徐々に明かされていく展開がすごく上手くて綺麗でした。
とはいえ、まさか、「ワルプルギスの夜」がこんな形で登場するとは……
あの展開なら、この姿なことも、すごくすごく納得でした。
マルグリートも!
どちらの描き方も観客に対してすごく丁寧で飲み込みやすかったです。
また、チョウカとセレマ。
円環の理に救われたチョウカと、キュウベェのやり方に肯定的なセレマ。
今回の話において、どちらも大切な役割だったなぁって。
チョウカはさやか達以外の救われた魔法少女としての立場、
セレマはそれ以外の立場かつ、キュウベェに対して肯定的な意見である観客の代弁者でもあるんですよね。
私もちょっとわかります。宇宙のためには正しいような気もする。それがまだ成長期の未成年ともなれば、我々以上に納得している子がいてもおかしくない。
それぞれにちゃんと救いがあるのもよかったです。
救いといえば、ナギサ。
よかった……。かなしいけれど。
ラストに宝石を抱えてるのもいいですよね。
マミさんが背中を押すとこも好きです。
あと、ナギサがさやかの背中を押すのも最高なんですよね。
さやかはやっぱり「正義のヒーロー」のようなところがあって、それ故に迷ってしまうし、「普通の女の子」でもあるから、動けなくなってしまったりもするんですよね
ただ、そんなとき、杏子やマミさんの言葉は、さやかを前に進めるきっかけにはならない。
たぶん、それはさやかが2人のことをわかっているから。また、似た部分があるこらともいえるかもしれません。
一方、ナギサのことはちょっとわからない。
彼女は自由で奔放。さやかやマミさん達のように、他人のために戦う正義の味方とはちょっと違う。
だからこそ、ナギサと意見を交わすことで、さやかは前に進めたのかな、、、と思いました。
そのうえで、ほむらの背中をさやかが押すんですよね。
叛逆のラストで、あんなに敵対視していたさやかが!
でも、叛逆でもほむらの頑張りは認めてたもんなぁ
2人の関係だからこその信頼でもあるのかなぁ
ほむらもよかったね……
やっぱりまどマギは、まどかとほむらの物語なんだなって。
序盤の「とかげさんの電話」の噂も好きでした。
マギレコネタかと思ったけど、違った!
ただ、力を与える感じが好き。憧れる。
キュウベェは詐欺と言っていたけど、私はちゃんと力を与えていたように思うんですよね……
あと、「普通の子に戦わせる」というのも、ヒーローものへのアンチテーゼ感があり好き!
これは魔法少女たち全員に何となく関係するテーマな気もしたり……
あれやこれや、雑多に書いたんですが、とりあえず、まどマギとしてはこれで一旦終わりなのかな?という気がするお話でもありました。
正直、「ワルプルギスの夜」の魔法少女の話を「円環の理」と絡めて描いたのめちゃくちゃよかった……
「終章」って感じある
でも、Cパートでワスの魔女図鑑ネタがあったので、まだまだ続編が見れるのかなぁとも思ってます!