2018年3月28日水曜日

憎たらしいほどのハッピーエンド【バイオーグ・トリニティ 14巻】<感想(ネタバレ要注意)>

<委員長と和解して、世界再構築、ホサも復活、委員長も再成、21星もハンターも新しい世界で、新しい人生!>

“みんな救われる、みんな幸せなハッピーエンド”な一見、都合が良すぎに感じてしまう結末で、単純コレだけなら、私は凄く不満なんだけど、展開が上手くて凄く満足の行くフィナーレでした。

この結末の特に好きな部分が3つあります。

楽しく生きるヒントに...【フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~】<感想>

続かも編の邦訳も2年くらい前に出ている割りと前の本です。
タイトルに関しても、内容に関しても、一部の人からは不満の出ているエッセイのようですが、私は面白かったです。
パリでホームステイした著者がその経験で得た「暮らしの知恵」を紹介した「The Daily Connoisseur」というブログを元に書いた書籍です。
(英語の得意な方は、先にブログを見てみてもいいかも...。前記のブログタイトルをリンクにしてます。)
なので、よくある自己啓発本より、ずっと気楽に読めます。
私は「ふーん、そうなんだー」とか、「なるほどー」と思う場面も多かったのです。
日々の不満だらけの毎日を幸せにするキッカケに出来る本だと思いました。
 
ただ、期待し過ぎてしまうと、不満があるのかもしれません。
要は、「生活や気持ちを変えれば、毎日が変わりますよ!」ということを具体的に紹介している、「『暮らしの知恵』の参考書」のようなものです。
いつもは本を読まない女性向きなのかなぁとも思います。
 
また、カリフォルニアとパリの生活や考え方の違いが面白かったです。
大量生産大量消費的なアメリカと過ごし方を大切にするフランス。
この2つとは、また違う考え方の私達、日本人。
参考になることや反省させられること、またちょっと自信が出ることもありました(笑)
続編も読んで見たいと思ってます。

2018年3月25日日曜日

アニメ観たい作品【ハケンアニメ!】<雑感(ネタバレ控えめ)>

「ハケン」って「派遣」かと思ったら、

親子を描いた短編集【海の見える理髪店】<感想>

2016年第155回直木賞受賞作品です。
いろんな親子のいろんな視点から描いた短編集で、悲しい話や腹立たしいモノもあるのですが、それも面白かったです。直木賞受賞も納得の作品です。
 
描かれる親子は、成人してからの交流を描く王道的な親子モノから、家庭から逃げ出した子ども達の交流、結婚してからの実家との関係、亡くなってしまった後の話...と、それぞれ違っています。
しかし、どれも特異な親子関係というわけではありません。
どの親子も普通に結婚した夫婦によって、生まれた家族です。
つまり、どこにでも居そうな家族の話です。、もしかしたら、似た状況を経験した人も少なくはないでしょう。
そういった親子関係がキーとなっている話だからこそ、「親子」や「家族」というものについて、改めて考えさせらる作品だと思いました。
悲しい話や腹立たしい話もあるのですが、そういう話も魅力的でした。

2018年3月22日木曜日

他人を鏡とすること【愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡】<感想>

「うさぎとマツコの往復書簡」の続編です。
前作の話題もありますが、注釈もあるので、読み返さなくても分かります。

また、前作以上にうさぎさんの文章が華やか且つ、イキイキとしてて面白かったです。同時に情報量も多いのですが、マツコさんのサッパリした文章と交互になっているので、読みやすいです。

2018年3月21日水曜日

完結してしまうかと...【博多豚骨ラーメンズ 8巻】<感想>

7巻のあの展開から、8巻で完結するのではないかと、寂しく思っていました。
でも今回、新な謎というか、黒幕というか、怪しい影が現れて、少し安心しました!
作者があとがきで「1~3巻はシーズン1で、4~8巻はシーズン2」と洋ドラに例えてらしたけれど、読者的な印象もまさにそうでした。
8巻までで、主な登場人物達の関係性や過去はかなり明らかになっています。
主役にも関わらず、過去の明かされていなかった馬場の話も7巻と8巻で語られましたし、他の豚骨ナインのメンバーも過去編があったり、何かしらの過去が仄めかされたりしていて、8巻まである程度物語の区切りになっています。
ただ出番の少ない佐伯先生はまだまだ隠された過去がありそうですが、「シーズン3」で触れられていくのではないかと思います。

初めて村上春樹作品読みました【バースデイ・ガール】<感想>

約15年前に村上春樹さんが編訳された「バースデイ・ストーリーズ」というアンソロジーに掲載された短編小説です。
短編一篇だけなので、私は初めての村上春樹作品だったのですが、すぐ読めました。でも、とても余韻の楽しめる作品です。
また、赤を基調とした装丁で、カット・メンシック(Kat Menschik)さんのイラスト付きのお洒落な感じです。
劇画的なタッチのイラストだからか、物語を読んでいて、ジョジョを連想しました。
村上春樹さんと荒木飛呂彦さんでは、ジャンルも世界観も全然違うけれど、どこか雰囲気が似ているような気がするのです。雰囲気が似ているから、こういう雰囲気のイラストが作品にマッチするのかなとも思います。

私はにわかだけど...【俺様ティーチャー 25巻】<雑感(ネタバレ注意)>

私はドラマCDにつられて、24巻から読みはじめた、にわかファンだけど、今回、今までの設定がチョロチョロ出てきて、そうだったんだーってなりました。
雅さまの暗示や、あやべんの豹変とか...。
これまでのあらすじや登場人物紹介があるので、話で分からないとこはあまりなく、前巻も普通に面白かったけれど、
こういう設定を改めて出して貰えると楽しいwww

ストーリー的にも、最高でしたwww
少女マンガのヒロインらしからぬほどに、ぶっ飛びズレたコミカルなうえき、ツッコミすらこなす真冬。
その裏での真木先生や藤子の不穏な動きとのギャップが激しすぎるwwwwww
ラストなんて、誘拐されているのに、次回予告にシリアスさも不安感も全くないのが、凄いwww
 
特別編での幼女な真冬さんも可愛いwww
本編での幼女時代な真冬さんは、ズレてるけれど、微妙なおませさが、凄くコミカルで、堪らないんだけど、
特別編では、それに狡猾さがつきます!可愛い!
ただ、ラストの絵日記...
これ例の空き地じゃんね?!
「しかくいの」って何か分からなかったwww

あと、キャラ投票の結果に関するマンガも面白かったですwww
今回、話的には進展少なめで、少し物足りなかったけど、最後に笑わせてもらって、スッキリしたwww

2018年3月20日火曜日

もう終わりかと思いきや...【東京喰種:re 15巻】<雑感(ネタバレ要注意)>

14巻でカネキがラスボスになって、CCGと喰種が手を組んで戦う...
...なんて、凄く綺麗な展開になったから、15巻で完結するのかと思ってました...
でも、そんなことなかった!!!
冒頭のVSむっちゃんでは、家族愛的な<仲間の愛での勝利>!
瓜江くんと才子ちゃんに対しては、トーカちゃんのときほど、むっちゃんが狂気な満ちてなく、物足りなさを感じた人もいるかもしれないと思うけど、私は逆にリアルに感じた...
きっと、誰もが持ってるちょっとした感情も見方によって狂気に見えたり、タイミングによって狂気になったり、するもんなんだよ...
 
むっちゃんとの和解に続いての、カネキとリゼの対話も、物語の収束なんだと思ってました...
これまでも繰り返し描かれてきたカネキの内面を、批判的に描くことで、フィナーレへ進んでいるのかと...

でも、それだけじゃありませんでした!
カネキは囮でした...
旧多的にも、物語的にも!
囮というか、ミスリード?
丸さんの言うように「本命は別」!
騙されたよ!!!
カネキのおかげで再び集まったリゼが旧多の求めた竜だったなんて...!
確かに、旧多の引き際があっさりしてるのは、変だとは思ったけど、まだ終わってなかったとは...!!
 
ただ人類がみんな喰種になることに、旧多にしろ、Vにしろメリットってあるのかな...?
みんな喰種になったら、一体喰種は何を食べるんだろ...?共食い?
それにリゼが核になってるようだけど、どういうことなの...?
リゼはあの屋敷のようなトコに留まるようだったから、もう表に出てこないかと思ったのだけど...
 
 
今回、四方さんの出番少なかったけど、巻末オマケで登場したwww
はじめの頃は、ミステリアスでかっこよかったのに、近頃は完全にギャグ要員www
和むわぁwww好き!!!www
4月からのアニメでは、どういう感じになるかなー

2018年3月16日金曜日

家族愛に満ちた宮沢賢治【銀河鉄道の夜】<感想>

第158回直木賞受賞作品です。
「宮沢賢治の父親の話」と紹介されていることも多いですが、正確には、「賢治の父と賢治自身の話」です。要するに、タイトルに2つの意味があるのです。
私は「雨ニモ負ケズ」のイメージが強く、宮沢賢治はお百姓さんなのかと思っていました。けれど、実際は質屋の息子でした。
しかも、かなり大切に育てられたお坊ちゃんです。
時代的にな違いはあっても、彼らのような関係の親子は現代でも多いのではないかと思います。
恵まれた家庭で育てられた彼は、自分勝手とは言わなくとも、割りと自分の意志を通せる環境のようでした。
それでも、自分本意な我が儘お坊ちゃんではないのは、父親を筆頭とした周囲の適度な愛情によるものなのだろうと思います。
作品全体としては、賢治と父の不器用ながらもお互いを思いやる様子がとても美しいです。
けれど、賢治と妹との関係も私は好きです。
好みが別れる部分かと思いますが、妹のトシは「宮沢賢治」を知る上で欠かせない存在です。彼女の書いたものももし残っているなら、読んでみたいと思っています。

2018年3月14日水曜日

先人というには若いけれど...【うさぎとマツコの往復書簡】

整形などでも有名な作家の中村うさぎさんと、今や国民的有名タレントのマツコ・デラックスさんがお互いへ手紙を書くという形式で10年くらい前にサンデー毎日で連載されていた記事を纏めた本です。

最初は、うさぎさんが気ままに語って、それに対して、マツコさんが応じるように話題を合わせる印象でした。

2018年3月13日火曜日

謎も恋も優しく解き明かす【崩れる脳を抱きしめて】<感想&紹介>

2018年本屋大賞ノミネート作品のひとつです。
この作品をお洒落に一言で紹介するなら、「謎も恋も優しく解き明かす医療系ラブミステリー」!
脳外科医志望の研修生が、研修先の“頭に「時限爆弾」を抱えた女性”との出会ったことにより起きる優しい話です。
恋愛要素が割りと強いので、「ラブ」と言いましたが、ジャンル的にはミステリーかと思います。
序盤に仕掛けられた幾つもの違和感が、終盤に綺麗に明かされるのは、とてもスッキリします。
伏線が多いとはいえ、ややこしくはなく、医療系にしてはとても読みやすいです。つまり、優しくて易しい話です。
ミステリはあまり読まないけれど、恋愛小説は好きという方に、是非オススメです☆

栄吉くんを”人生の師”にしたい!【ボンクラボンボンハウス 2巻】<感想(ネタバレ注意)>

ボンクラ娘のDIYラブコメ第2巻!
ちょっとした表現がコミカルで好きなんだけど、今回は話の前振りも好きです。
「思てなのと違う」や、ソファの「カギ」とか...。
分かりやすいモノも、コッソリあるのも、どちらも独特の雰囲気があって、見つけたときに嬉しくなります!
 
また、今回からラブコメ展開が増し増し!
しかも、聖大くんとカズキが付き合っちゃいます!フゥーッ♪
でも、私は栄吉くん派です!!!
ほんのり漂う陰のあるイケメンなのも、良いのですが、それ以上に彼がカズキに正論で怒るところが好きです。
1巻で刃物の扱いを怒ったことや、今回の2階を仮住まいにする件で喝を入れたときにも、彼の言い分はもっともでした。
私はカズキの考え方に近いところがあるので、栄吉くんの意見が凄く身に染みます...。
こんな人が身近にいるのは、いいなぁ。
カズキは経済的にだけでなく、家族にも友人にも恵まれているなぁって、羨ましく思います。
彼女自身の素直な性格で、周囲から憎まれないというのもあるんだろうとも思います。
栄吉くんもオキちゃんも家族も、こんなカズキだから、気にかけるんだろうなぁ...。
羨ましいけれど、少し間が悪かったり、抜けているのもあって、読者としても愛しいキャラです。

2018年3月12日月曜日

現代のヒロインを描いたファンタジー【真実の魔術師】<感想>

紙の魔術師シリーズの第三作目。完結巻です!
1部と2部での冒険を乗り越えた上での主人公シオニーの「戦い」が描かれています。
見習いを経て、魔術師の最終試験を前に、社会・家族との関係への葛藤は、現代の社会で教育を終え社会人へとなっていく人たちにも当てはまることのように思います。
ファンタジーとはいえ、そういう部分を表現した作品でした。
また、今回も恋愛要素増し増しです!
ただ今回は、彼女たちに対する周囲の反応も見所です。
ラブラブでありながらも、彼女たちだけの閉じた世界というわけではないのが、魅力です。イチャラブが好きな人には周囲の目が邪魔に思えるかもしれませんが、その裏にある彼らの想いが面白く感じます。
他にも、主人公にしてみれば、やや納得のいかないであろう「結び師」も私は結構気に入っている設定のひとつで、こういったところに作者の優しさを感じます。
きっと主人公の見ているものは作者の見ている世界のほんの一部で、作品全体に作者のいろんな考えが詰まっているのだろうと思います。

2018年3月8日木曜日

可愛いけど、テンポ早い?【学園ベビーシッターズ 17巻】<雑感(ややネタバレ)>

めっちゃ可愛かったYO☆
16巻が1月くらいに発売されたばかりなのに、もう17巻なんて、早くない?!
アニメの放送に合わせたのかな???
それでなのか、分からないけど、
大掃除の話とお鍋の話はちょっと話の展開が早すぎだと思った...
特に大掃除の方が...。

でも、幼児たちの可愛らしさは変わらないし、
お鍋回は鍋パに誘われたときのおばあさんの表情が凄く良かった!!!
ちょっとした一コマなんだけど、おばあさんの気持ちをしっかり現した表情で好きです!
 
話が面白かったのは、犬井先輩との水族館デート(笑)回と、根津兄弟との銭湯回!
水族館デート回は、犬猫コンビのツンデレが楽しめるラブコメ回でもあります♪
銭湯回は、ポンコツな大兄ちゃんのポンコツ兄貴な良さが楽しめます
根津兄弟って、十人十色な感じで楽しいんだけど、吉と末吉のおかげですっごいテンポ良いので、読みやすいwww
 
また、今回は「花とゆめ」に掲載された特別編も入ってます。
5~6年前の作品ですが、今よりキャラが成長してるような気がします
今の方が、幼児感が強い!
特別編は、リアルな幼児っぽい印象です。
 
あと、特装版のサンリオトートバッグですが、思ったより、大きくてビックリしましたwww
ホントにコミック入るくらいの大きさで、お弁当入れるのに使うのもいいかも!
ただ、お値段が1600円と凄く高くなっちゃうので、こだわりのない人は普通版の方が良いと思います。

2018年3月6日火曜日

謎なまま淡々と進む...【博多豚骨ラーメンズ 7巻】<雑感(ややネタバレ)>

登場人物達の成長が色濃く描かれるこの作品。今回は馬場の話です。
つまり、彼の過去にも触れます!主役なのに、謎が多い彼の若かりし頃があったわけです!
しかし、今までと少し雰囲気が違います。
 
自分の始末をつける準備を調える馬場。
そんな彼を寂しく想うも、見守る仲間達...
...という感じに静かに話が進んでいくのですが、並行して起きる事件の全貌が全然見えなくて、最後の最後に、馬場の話との繋がりが見えかかったとこダダンっと、終わります。
そして、あとがきも本編には触れず...。
 
要するに、8巻を読まないと、今回の事件が何だったのか分かりません!!!
 
馬場の過去話に関しても、ところどころ分からない部分があり、それが不穏な雰囲気を醸し出しています。
また、彼の淡々と進む様がこの作品の終わりを現しているようで...。
もしかして、8巻で完結なんですか?!
寂しい!もうちょっと続いて欲しいなぁー

2018年3月4日日曜日

堕ちて進む主人公【ボンクラボンボンハウス 1巻】

理想も夢もないけれど、悠々自適なダラダラ生活のために、DIYに挑戦することになったボンクラ娘のラブコメです。
自堕落な生活のためだなんて、一見ダメダメな目的なようだけど、言い換えれば「平凡な幸せな日々」という普通の、むしろ控えめともいえる願いです。
彼女なりに考えての行動で、コメディとはいえ、私は今までの自分の選択について少し考えさせられました。
また、漫画が好きなことや恋へのマイペースさに共感しました。私もこういうことありました(笑)
ただ、こんな突拍子もない行動を突然起こせる程度には、家族にも、友だちにも、お金にも、恵まれた環境にある主人公です。
恵まれた環境にいる時には気づかないけれど、それは当たり前というワケじゃありません。そういうことに気づかせてくれる漫画です。
また、小物や演出も遊びがあって、面白いです。
一冊900円くらいするのですが、買って良かったです♪でも、なんで900円もするんだろう?大判だからかな?
 
あと余談ですが、編集のなりかんさんって、「つらなるステラ」(高野ひと深さん作)のK成さんと同一人物...???
お二人の描く編集さんがめっちゃ似てるんですよ!
好きな作家さんだからというのもあるけれど、好きな作品の編集さんが同じと思うと、編集さんの力を感じます...。
さすが祥伝社!最近祥伝社の作品、キテる!!!...と思ったんですけど、調べてみたら、株式会社シュークリームという会社が編集してました。
「FEEL YOUNG」の編集実務をされてる編集プロダクションみたいです。編集が出版社とは別ってこともあるんですね。知らなかった。

可愛い女の子が増えたわけですが...【怪物事変 4巻】<雑感&考察(ネタバレ注意)>

物語に入る前に、カバーの著者プロフィールで吹き出しましたwww
前作も今作も妖怪モノにも関わらず、ホラー映画が苦手とは...?www
毎回わざとズレたようなこういうネタが割りと好きですwww
 
また、幕間的なオマケページは、今回の織の話の制作話がガッツリめに書かれていました。こういうのがあると、本編が2度美味しい!
 
今回の本編は、織のお母さんの話の結末と、紺と夏羽の話です。

今期もニチ朝斬新!<雑感>

ニチ朝の新シーズン始まってから、初めて見た!
今期は斬新な雰囲気が強いです。
 
HUGっと!プリキュアは、敵サイドのシュールさや(発注!とか、オシマイダーとかwww)、味方の妖精のハリーがコテコテの関西弁だったり、コミカルさが増してた(笑)
でも、キャラはキラプリの方が好みだったなぁ...変身後の色もやや薄めなのが、ちょっと物足りない...
「将来」というテーマは面白そうなので、期待はしてる♪
 
戦隊ヒーローの「VS戦隊」っていう企画はやっぱり斬新!
ワンシーズンの中で、2つ以上の戦隊ヒーローっていうのは、ハリケンジャーのときにもあったけれど、敵と2つの戦隊ヒーローの三つ巴というのは、初めてな気がする!!
私はダークヒーローが好きなので、ルパンレンジャーを応援します!
やっぱり、正当な正義ではないからこそ、葛藤しながら、己の正義を貫くっていうのがダークヒーローの醍醐味ですよね!
せっかくだから、最後まで三つ巴のままというか、中途半端に仲間にならないで欲しい...。
 
仮面ライダービルドは、スパイ!スパイ!スパイ!...と何度も裏切り者が出てきて、今までになく、政治的要素が強くなっている気がする...。
個人的には、面白いけど、それを男の子達が楽しめるように物語に盛り込むのは、大変だろうなぁ...。説明ないと分からないけど!説明多すぎると飽きちゃうし...。

2018年3月1日木曜日

タイトルの意味は...【硝子の魔術師】<感想(ややネタバレ注意)>

「紙の魔術師」の続編、シリーズとしては第2部になります。
恋愛要素も増し、友情要素も現れ、バトルもあったり、と第1部のときよりも、幅のある内容になっています。
しかし、1部を未読で読むのはオススメしません!劇中を通して、1部の出来事が主人公の心の中で大部分を占めているため、1部での話を知らないで読んでしまうと、いまいちピンと来ない場面が多くなってしいます。
またタイトル通り、硝子の魔術師をはじめ、紙以外の魔法の話も多く、ファンタジーとしても、幅広い話になっています。
ただ1部を既に読んだ人は、なぜ「硝子の魔術師」がタイトルになっているのか、 読みはじめてしばらく疑問に思うでしょう。この世界の魔法の設定を考えると、なぜ「硝子」に限定しているのだろうと私も不思議でした。しかし、読み進めると、誰を指しているのか分かります。そのうえで、第3部の「真実の魔術師」というタイトルは、とても内容が楽しみになる...と思っていたら、邦訳にあたっての原作者あとがきでそのことに触れられていました(笑)
もうすぐ発売なので、ワクワクして待ってます。そのうち、この作家さんの作品を原書で読み漁れるようになりたいなぁ...。