2019年12月31日火曜日

日本史苦手な私でも...:もし関ヶ原の戦いが1年続いたら伊達政宗が天下を統一した

「逆説の日本史」というサイトを公開されている井沢元彦さんによる「if」視点からの日本史第二弾です。
第一弾の信長はまだ読んでないのですが、伊達政宗の方が好きだったので、先にこちらを読んでしまいました。
今までは、歴史というジャンルに堅苦しい印象があって、個人的にはあんまり好きではなかったのですが、これは本当に面白くて、スルッと読めてしまいました!

伊達政宗以外の武将についても詳しく書かれているのですが、その中で、石田三成と毛利輝元のことをこきおろすように厳しく書かれているのが、可笑しかったです。
ただ悪く言っているのではなく、彼らの能力を評価した上で、彼らの行動について言及されているので、そんなに強く不快感も感じませんでした。

「運も実力のうち」とよく言いますが、過去の人物の話を知ると、より一層実感します。
他にもいろいろとあるのですが、とにかく、「過去の出来事から学ぶ」という歴史の意義を感じさせられる1冊だと思います。

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