割りと曲者っぽい雰囲気で、今回はちょっとした彼女のある一言が波風起こすところで、本編が終わります。
またもう一人、さらさとの絡みが気になる新入生も出てきます。こちらもなかなか濃ゆいキャラ...
新章始まってワクワクな本編なのですが、私には番外編の内容も刺さりました!
新章始まってワクワクな本編なのですが、私には番外編の内容も刺さりました!
白川歌鷗さんの娘、志織さんの話。
彼女は前回のラストの美人さんの正体で、さらさの異母姉にあたる人です。
なので、さらさ視点からは分からなかった美里屋が描かれます。
ただこれはさらさではなく、あくまで志織さんの話。
なので、歌舞伎役者の娘の葛藤に焦点があてられています。
“舞台という世界が特別で、そこに立つのは特別な人達”だと感じられる内容です。
だから、夢を見ない方が良いということではなく、いろいろと挑戦してぶつかって悩んで...という志織さんが試行錯誤した上で、歌舞伎役者を理解する様が良かったです。
志織さんと同じ視点を得る話でもありました。
読後、本編を読み返すと、さらさの成長がよりよく見え、二度美味しい9巻でした。
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