2021年8月5日木曜日

激熱で、ハッピーエンドだった...と思う:怪物事変【14巻 感想】(ネタバレ注意)

激熱だった...!
映画並の熱量とボリュームだった...
アニメのこの回は滅茶苦茶盛り上がると思います!

まず、修業後、太郎太瓢箪から出た後のシーン...。
夏羽くんと紺ちゃんがめっちゃジブリ!
あのジブリ作品でよくある、男の子と女の子が手を繋いで空から落ちていくヤツ!!!
ちゃんと紺ちゃんと夏羽くんらしい少しズレたコミカルさもあります!
そこに、紺ちゃんの夏羽への想いが凄く伝わってきます...!
何より、彼女の笑顔が可愛い。

そして、裏屋島での赤城&花楓ペアとのクライマックス!
これは...怪獣、いや、ウルトラマンじゃん...!
合体して、巨大化なので、戦隊ヒーローともいえる...
合体がアリとは、今後のバトルの幅が広がってワクワクしますね!
無闇に合体はして欲しくないけど...

今回、私的な見どころは赤城さん...。
彼は彼なりに、自分の出来る範囲で自分のルールで、最善を尽くしていた人だったんですよね...
それでも、上手く生きれなくて、そんな中、花楓くんと会って、救いを見て、夏羽くんと会って、考えを改めて...。
その上で、この最期を選んだのが彼らしいと思います。
夏羽くんが、彼と対話を求める場面も好きです。
この赤城さんにとっては、これがハッピーエンドなのだろう思います。
仲間になってくれたら...とは思ったけれど、もうその道に彼の幸せはないのかな...と。
彼の気持ちと罪を考えて、哀しく思います。
また、いろいろと考えている赤城さんとは真逆の花楓くん...。
赤城さんのおかげでここまで来れたけど、ここからどうするんだろう...。
赤城さんの彼への『善も悪もなく欲だけ』という言葉は的確で好きですけど、それはとてもたちが悪い。自分が良ければ、周りはどうでもいいということでもあるということだと思うんです...。
彼の今後が不安です。

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