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良い最終巻でした...
また、今回、ぶ厚めで、その分、お値段も他の巻より高めです。
伏線も回収され、ヒーロー漫画らしいラストでした。
「『正義』とは何か」というテーマもとても面白かったと思います。
「『正義』はひとつでないから、争い」が起きるという考えは、現代日本で起きる揉め事について考えるときにも心に置いておきたいものだと思います。
そういうクライマックスの中で一番好きなのは、前半、エミを置いて地球へ向かおうとするケンさんをタケシさんが止めるシーンです。
一度闇落ちして、ケンさんに救われたタケシさんが、今度は逆に彼を止めるというのは、定番ではあるけど、熱いと思うのです。
『正義』に迷い、一度反転してしまったからこそ、『正義』に対して真摯であろうとしているように感じました。
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