2019年10月14日月曜日

百合好き以外にも薦めたい!水族館部の少女達の話:熱帯魚は雪に焦がれる《1~5巻 感想》

百合モノか!と思って読み始めたけど、
別に恋愛マンガじゃないし、百合じゃないかもしれない...
でも、登場人物が主に女の子でかつ、
彼女達の葛藤やスレ違いの描かれている様は、百合マンガです!

つまり、恋愛要素少なめの百合!

女の子同士の恋愛の話が好きな人には、勿論オススメですし、そうでなくても、学園人間ドラマが好きなら、1度は読んでみることをオススメします☆

また、舞台である愛媛の方言がガッツリ使われていたり、
水族館部というクラブを扱っているので、いろんな水生生物が登場したり...
と、この作品ならではの見所もあります。


方言は、地元民でなくても、分かる範囲のものが使われてますし、そうでないのも、5巻のカバー裏で説明あります。
カバー裏で、裏話をいろいろ描いてくださる作家さんなので、メイキング映像とかが好きな人はカバー裏もお見逃しなく!

登場する生き物達は、たまに台詞(?)みたいなのがあるのが、可愛いです。
でも、ちゃんと生態等についての下調べの上で、書かれているみたいなので、ファンタジーな感じではありません。
ハマチショーのところは、実在の水族館部への取材での話なのかなぁって部分もありました。
生き物の部分は、水族館が好きなら、凄く楽しいと思います。

現在、5巻まで刊行されていて、冬に6巻発売予定。
成長につれての変化への希望と不安が入り交じる、凄く面白い展開になっています。
登場人物達の人間関係が、少し込み入りかけているので、
初めて読む人には、最新刊だけでなく、1~5巻も一緒に買うのをオススメします。


コミックウォーカーでも連載されてますが、単行本より後の話です。(5巻は20話まで)
雑誌掲載後の話が一定期間公開されるようです。1~2話は今も読めます

0 件のコメント:

コメントを投稿