2019年10月25日金曜日

裏表紙にローランいますが…:ヴァニタスの手記《7巻 感想》(ネタバレ注意)

ローランまじヒーローでした!
メッチャかっこいい!
太陽みたいなヒーローとは、彼のことだと思うんです!

あんなに脳筋っぽい性格なのに、

「狩人」という立場の中でも、出来る範囲で公正にあろうと、柔軟な判断が出来るのが凄くカッコいい...

真っ直ぐな性格というのは、いろんな形があるけれど、ローランは多少の搦め手も使えるような芯の通った真っ直ぐさです。
彼はホントに強い人だとも感じます。
真っ直ぐ鍛えられた強さです。
また、クロエも強い人です。
まだ「領民を愛する」や、自動人形に武器を渡した理由、ネーニアと一緒に過ごしてたこととか...
心が強いというか、器が大きい...
いろんなことを一人で抱え込めるだけの優しい強さの持ち主なんです。
そして、そんな彼女にだから、ラストのジャン=ジャックの言葉が響くんです!
そして、ヴァニタス。
ジャンヌとの関係を何度も描かれてましたが、今回は彼女のヒーローだったと思います。
(今回、カバー下もヴァニタスとジャンヌの話です!少女マンガ風です!
メッチャ凝ってるので、お見逃しなく!)
今までは彼自身の抱える過去の闇を滲ませたような、暗い雰囲気もある言動だったのに、今回はジャンヌの本心を受けとめ、受け入れているという印象です。
ただ、前の二人とは違いヴァニタスの強さというより、ノエの言葉により、心に余裕が生まれたみたいです。
ヴァニタスとノエは、今後も二人でこうやって成長していくんだろうなぁと思います。
その中で、物語冒頭の展開や、以前のルスヴン卿のかけた誓いは、これからどのように描かれるのでしょう...

他にも今回、新たに明かされた話や伏線らしき描写がいくつもあって、どういう展開にすすむか想像出来ません!
すっごく楽しみです!

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