2020年5月3日日曜日

意味分からんのに満足感!《新エヴァ序~Q 感想》(ネタバレ注意)

新エヴァの新作が近日公開されるそうです。
こんなご時世なので、まだ予定は決まっていないようですけど...
ただ、序・破・Qがyoutubeで今日(5/3 23:59)まで無料だったので、見ました...!


(明日以降もAbemaTVとかで無料放送されるようです。
詳細は公式サイトのお知らせを!➡

は以前にテレビ版をちょっと見たことあるけれど、あんまり好みでなくて、何となくしか知りませんでした。
でも、無料なら、もう一度見てみようかなーと思ったのですが、観て良かった...。
たしかに名作でした...。
以下3作それぞれの感想!
①序
何より鷺巣詩郎さんの音楽が最高。
どれも、的確で、音楽に気持ちを振り回されます。
BGMが果たしている仕事を改めて思い知りました。 

また、学生時代に見たときにはシンジに気持ちを寄せて見ていて、ミサトさんがちょっとウザイ印象でした。
今は年齢のせいか、ミサトさんが一番感情移入しやすかったです。
有能で可愛らしい人だと思います。
私はこんな風には出来ない...。
自分が社会人になり、経験も増えたからか、ミサトさんに限らず登場人物達なの「仕事」もよく見えました。
社会人として、組織の一員として、仕事として、やらなきゃいけないことをルーティンとしている部分や、天秤にかけて悩んでいるところなんかをしっかり描いている作品だと思いました。

②破
アスカとマリさんの登場で一気にコミカルさが増します。
アスカは少年漫画っぽい我儘強気ヒロイン。
マリさんは出番少なめだけど、変態っぽいけど、ちょっと陰もあるミステリアスなヒロイン。
エヴァは後のアニメ・漫画作品に影響を与えているとは言うけれど、こういうところなんだと感じます。

序より学生生活の場面が多く描かれて、明るい雰囲気ですが、その部分シリアスな部分も際立ちます。
また、シンジくんが第九使徒、第十使徒と闘う際のBGMが対比されたように歌詞のある童謡調なのが印象的でした。
第九のときは、展開とのズレで絶望感が強くなるし、第十は勝利の安心感に加えて、第九との対比を強く意識させられます。

③Q
元々、近未来SF作品だとは思いますが、今回は宇宙戦艦っぽいです。
前半というか、全体的に視聴者とシンジくんが置いてきぼりの展開。
公開当時もそういった評判聞いていたけれど、ホントにその通りでした。
説明あるけど、分からない…
ただ、シンジくんも分からないって言ってたし、まぁいいかなとも思ってます。
分からなくても、面白かったので!

シンジくんの苦悩シーンよかったし、13号機発進のシンジくんとカヲルくんの声合わせるシーン凄くカッコいいし、その後の「槍があれば、全部やり直せる」も吹きました。
意味分からなくても、充分面白かったし、やっぱり名作です。

字幕版も公開されていて、ちゃんと意味知りたい人や考察するにはそっちを観るのが良いと思います。


長編作品なので、新作を見に行くつもりはなかったのですけど、今回過去作を観て、新作見に行こうかと思ってます。

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