2018年12月25日火曜日

犀川さんの有能さよ!【学園ベビーシッターズ 18巻】《感想》

狼谷兄弟と蛇原先生が表紙の18巻!
折り返しの作品かいせつに狼谷先生いるので、家族勢揃いのカバー!!
今回、テスト回(97話)や捻挫回(99話)などで、同級生達との話が多めな印象なんですが、狼谷の話も多かったです。

そんな中、初めの頃に比べて、鷹くんへの当たりに愛を感じられるようになってきたことに、凄くニヤニヤします!
特に、お泊まり保育回の100話の帽子の件なんて、凄く優しいお兄ちゃん...!
初めの頃なら、無視してただろうに...。
97話の「あほ」にも、多少は犀川さんの言う通りの意味があるのでは...
また、犀川さんは、この97話にしろ、102話のぷてぃちゃん誘拐事件回にしろ、絶妙に有能過ぎます。
コミカルなだけでなく、幼児達への対応が神対応でした。

幼児達への対応って、実は凄く難しいと思います。
優しく穏やかにすべきだけど、やり過ぎも良くなくて...。
犀川さんは「有能執事」という設定とは言え、何でこんなに有能に見えるのか。
...それは、幼児達一人一人にも丁寧に対応してるからなんです。
そこが、このキャラのコミカルな部分でもあるので、わざわざ指摘するのも、変な話なんですけど、私は見習いたいなぁと思いました。
私も知り合いの子どもとかと戯れることが、たまにありますが、子どもだから、自分より年下だからと思って、心のどこかで侮ってしまいがちです。

でも、幼児でも一人の個人で、言葉にしてなくても、大人と同じくらいしっかり自分の意思がありますし、大人よりよく見てたり、よく分かってることもあります。
犀川さんほどではないにしろ、もっと真摯に向き合えるようになりたいなぁと、ふと思いました。

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