2019年8月19日月曜日

待望の!:かげきしょうじょ!!シーズンゼロ《感想》

宝塚のような歌劇団を舞台にした学園漫画作品「かげきしょうじょ!!」


当初、集英社のジャンプ改の作品だったのが、出版社も変わって、現在、白泉社のメロディで連載されています。

白泉社の単行本1巻は、話が途中からで凄く歯がゆい...。


集英社時代の単行本は、紙版は売り切れ、
白泉社からも電子書籍のみ...。



だったのですが、ついに今春、白泉社から「シーズンゼロ」として、発売されたんです!

今から、「かげきしょうじょ!!」を読み始める方は
必ずシーズンゼロを読んでから、1巻を!!!

ただ巻末にある凰稀かなめさん(元宝塚宙組トップスター)との対談は、7巻の話があるので、読んでからの方が良いです!

また、このシーズンゼロは、主役のさらさと愛ちゃんが中心となっている話なのですが、最後に歌は上手いけど目立たない女の子、彩ちゃんの話があります。
私は、シーズンゼロの中で彼女の話が一番好きです。
(愛ちゃんの話も好きで、みきちゃんとか北大路くんとか、再登場して欲しいキャラもいたりするのですけれど...。)

華やかな同級生達を見て劣等感を覚える様子に、他の子よりも親近感を感じます。
彼女も才能を持っているので、私とは全然違うのですが、それでも、他の子よりも、身近に思えて、感情移入しやすくて...。

先生達が彼女について話している場面で、才能のある同級生達の中で学園生活の熾烈な空気がより鮮明に感じられる気がしました。
先生も、良い先生達なんです...。いろんな先生がそれぞれ補いあっていて...。

とにかく、「かげきしょうじょ!!」気になっている方は、まずこのシーズンゼロを!

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