仲村さんの成長を感じた：トクサツガガガ《18巻 感想》

お母ちゃんとの戦い（と獣将王）が終わって、今度は自分のこれからの人生と向き合っていく流れです。
（ファイブレイバーは、ちょっとリュウソウジャー連想しました！いろいろ混じっているんだろうけれど...。）
周りの人が結婚や出産といった人生の契機を迎えているのを見ると、私は趣味にばっかり夢中な自分の状況に不安を覚えるけれど、今回はそういったネガティブな雰囲気の話ではありませんでした。

他の人と自分を比べて、あたふたするのではなく、今の自分の立ち位置から、未来を展望する...というように、仲村さんの成長も感じさせられました。
やっぱりお母ちゃんと（一応の）決着が着いたことで仲村さんの心に余裕が生まれたということも表しているのかなぁ...と思います。心象表現で描かれていた鎖のように仲村さんを縛っていたんでしょう。
今回もお母ちゃん関連の話もありますが、コミカル度はずっと高めです。
親との確執というのは、かなり重い話ですが、この作品は不快ではないコミカルさで描かれているので、面白いです。
それも、仲村さんが特撮ヲタパワーでがんばっているからではあるからで、つまりは特撮最強ってことです！

今回は、ダミアンくんに何度か触れながら、子ども関連の話も多かったように思います。
（子ども向けヒーローが作品の軸にいるのに、大人の話が多いというのも、よく考えると、アレですけれど...）
幼児教育とか、育児の話も好きなので、そういうテーマの話も増えると良いなぁと楽しみにしてます。