
とっても良い最終巻だった...
ここまでバッチリそれを表現されるとは...。
芸術的といっても過言ではない...
それを抜きにしても、すっごく面白いので、いろんな人に読んで欲しい...
私は今、これをキッカケに井伏鱒二の作品を読みたくなっています。
なので、中高生にも薦めたい...!
またこの作品は、随所随所の表情がとても素敵でした。
今回、中盤の文化祭が大きな山場なのですが、パンケーキを頼むときに、ふたりが見つめ合う場面...。
このときの表情が私はびびっと来ました。
その辺りはすっごく盛り上がる場面ではあるのですが、その中でのちょっとした表情。
そこを絶妙に描かれる作家さんだなぁと感じました。
他にも、推したい見どころはいっぱいです。
冬樹くんとお母さんの関係とか、クラスメートとのカラオケ回に関する件とか...
どれも青春学園モノとして、最高なお話でした...
意外とこういうお話見かけないのですが、すっごく共感できて本当に面白かったです!
また、ラストも素敵な終わり方&カラーがあったり...
楓ちゃんの件はいろいろ想像の膨らむ設定でもあると思います♪
次回作が心底楽しみな作家さんです。
今後も応援したいです
0 件のコメント:
コメントを投稿