2019年7月1日月曜日

分厚くないのに、ギャグみっちりな最終巻:【オネエ男子はじめます】《4巻感想》


「水玉ハニーボーイ」の池ジュン子さんのおネエ(を目指す)男子ラブコメ!
マンガアプリの連載作なので、単行本ちょっと高いし、
水玉ハニーボーイと同時に最終巻(水玉ハニーボーイは全10巻で、こちらは全4巻)発売という、短期の連載作品でした...。


それでも、面白かった!

全員キャラが濃いのは、もちろんなんだけど、展開が最後までちゃんとコメディかつなのが、凄い。

好きな子と、(男なのを隠して)女装して仲良くなるという、かなりヤバイ展開にも関わらず、作品の雰囲気が変わるほどのシリアスにはならないので、終始ニヤニヤ出来ます。
私は、バレた後に音鐘さんがお見舞いに訪れたシーンが好きです。

特に「杏君?」のトコ。そりゃそうなりますよね!www

120ページくらいの1冊の中に、これでもかっていうほど、笑いが詰まった作品だと思います。
 
ただ、杏ちゃんへのお詫びのシーンの後で、耀ちゃんと師匠の関係の話の中で、杏ちゃんが言う「本人」ってのが誰のことか、分からなくて、何回も読んだ...。
というか、最初は杏ちゃんの台詞ってことも気づかなかった...。
自分の読解力の不足が悔しい...
あと、師匠がヤクザの息子って件も、決着つけて欲しかった...。
けど、これは全4巻じゃ、ちょっと尺が足りないですよね...。

とりあえず、池ジュン子さんの次回作も楽しみです♪

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