2020年6月2日火曜日

構図とか構成メッチャ好き:ゆるゆり ≪18巻 感想≫(ややネタバレ注意)

あとがきで『絶好調』と書かれてたけど、ホント今回も面白かったです!
特に、構図とか構成的な部分が好きでした!!!

冒頭139話では、京子の顔のアップからの、真っ白の背景の中で素っ裸で立つ京子。
アップでも、微妙に髪が揺れてるので、
風を感じて、広さを感じるし、その後の背景の空白の取り方と影もスッゴい絶妙。
吹き出しで京子の体を隠してることで、余計に空白が多くなって、余計に空間を感じます。

何が言いたいかというと、、、単行本開いて最初の話がこういう絵で始まって、メッチャ引き込まれました。
話自体も、ちゃんといつも通りのゆるゆりなんです!
また逆に、143話は怖くなくて、よかったね!というオチからのホラー調。
何だか邦画ホラーのBGM聞こえてきそうなひとコマでした。
139話とは逆のスタイルの新鮮さです。

他に、144話と145話でそれぞれある二人が沼にハマるんですが、それぞれに合ったタイトルがついてるのも好きです。
話自体もメッチャ良かったけれど、個人的には145話が好きです!
泣き顔にさせたくなくて、一生懸命になるのとても良いです...
メッチャ百合です!

また今回、小冊子付きの特装版を買ったのですが、小冊子は少し短い印象でした。
ちなつちゃんと結衣ちゃんの話で、これもまた、メッチャ百合的に良いモノだったんですけど、この話だけなのは、少し物足りないような気もしました...。
でも、ちなつちゃん可愛いし、結衣ちゃんカッコいいので、二人が好きなら、後悔はないです!


あとがきで凄く意欲的な感じだったので、今後もいろいろなスタイル試されるのかなぁと、楽しみに思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿