2020年12月6日日曜日

集団の中の自分の在り方:蜘蛛ですが、なにか?【11巻 感想】

予想や期待を裏切る展開多くて、割りと好きなライトノベルのひとつです。

ただ、10巻までしか読んでいなかったので、来年1月のアニメ化の前に読んでおこうと思い、久々に読み始めました!

すると、11巻は主人公が全く出てこない...。作者もあとがきで書かれてるけど、マジで全然出てこない...。
あと、シュンくんの呼び名が序盤はシュレインだったのに、後半の登場ではシュンになってるので、久々に読んだ私は少し混乱しました...。

でも、話は面白かったです。
シュンくんの前の勇者の話なので、転生冒険ファンタジーではなく、ベーシックな冒険ファンタジー!
戦争や勇者としての人助けについての話は、社会の中の人の精神的な部分をとても丁寧に描かれています。
心当たりがあるような心情の描写もあって、私は社会で生きる自分の在り方について、少し考えさせられました。
ただ、土精との戦いのあとの、子どもに反省を促す場面は、もっと違う対応が適切なような気もしました。

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