2020年12月27日日曜日

理想的な少年漫画な修行回:怪物事変【12巻 感想】

飯生さまが表紙の12巻!

彼女の出番は、冒頭44話だけなのですけど、めっちゃ怖くて、インパクトありまくり...!
これをアニメでは、花澤さんがされるんだなぁ...

怪物屋トリオの修行回がメインの巻で、三人それぞれの個性と魅力が描かれてます!
個人的には、晶くんがすっごく美人で、目の保養でした!
1月からのアニメではここまでやらないかもしれないけれど、CV村瀬くんなので、もう凄く楽しみです!
晶くんの良さをちゃんと引き出してくれることを期待しています。

晶は六花権現のときが、美しくてカッコいいのは勿論、それまでの四苦八苦している修行課程も良いのです...。
ただの覚醒ではなくて、苦しみ抜いて、努力した上で、手に入れた力というのが、ポイントだと思います。

そういう成長の課程を重視するようなところが、少年漫画として理想的で、この作品の好きなところです。

また、この修行に関しても、短時間の成長は難しいということで、<時渡しの瓢箪>というのが登場します。
いわば、ドラゴンボールの「精神と時の部屋」的なヤツです!
厳密には全然違うけれど...。

王道的なバリバリのトレーニングが始まるのかなぁと思いきや、基礎的な部分は副産物で工夫をさせるための修行!だったというのも、好きです。
そんなちょっとやそっとで強くなるわけ無いというのが、現実ですが、それでも立ち向かわなくてはならないといけないのも現実です。

そんなときにどうするか。
ということを描かれているのが、この修行回なのでしょう。

目の前の問題に現れたとき、今、持っている力で工夫せざるを得ない。
でも、それよりも短時間では身に付かない基礎的な力の方が、大きいから、<時渡しの瓢箪>が出たり、織への隠神さんの「20年」足りない発言があるんだろうと思います。

何となく、飯生さまとの話もそろそろ一区切りつきそうな雰囲気があって、終わりが近いかと少し不安も感じたのですけど、ツナマヨが別勢力に所属してるらしいことも明らかになり、まだまだ話は続きそうで、安心です。

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