2019年1月2日水曜日

ヒーロー×科学×戦争【仮面ライダービルド】《感想》

仮面ライダービルド見終えました!

ここ最近の仮面ライダーシリーズの中で、一番好きなライダーでした!!!


科学者が変身するヒーローとして始まり、ヒーローの軍事利用などのようなシリアスなテーマを扱った作品です。
また、いろいろとヘビーな事情が隠された登場人物が多く、いろいろと伏線も張り巡らされています。

そういう部分は、子ども向けな作品と言い難くもありますが、コミカルな部分もとても多く、登場人物たちの勝ち取る結末もbetterではないHappyEndなので、ちゃんと子どもの楽しめる話だと思います。


「正義の味方の軍事利用」という生々しいテーマは、アイアンマンにもありました。
ビルドでは、兵器として扱われる話があります。
強大な力が戦争に使われるというのは、とてもリアルだと思います。
そもそも、科学の発展も、軍事目的のことが多いです。
インターネットも軍事目的だったそうですし…。


ヒーローの強さも、科学の凄さも、夢と希望を持っているので、子ども向け作品に詰まっていて欲しいものではあります。
でも、力は暴力になりかねないものです。
だから、現実では戦争と結びつきがちなのでしょう。

この作品では、軍事利用されながらも、「愛と平和」のために力を使おうと奮闘する様が描かれています。
子どもにどこまで伝わるか分かりませんが、しっかりメッセージが込められているのが、この作品の好きなところです。

脚本の武藤将吾さんは、1/6から放送の日曜ドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」でも脚本をされるそうなので、それも気になっています。

あと、登場人物も好きです。
まず、ビルドに変身する桐生戦兎役の犬飼貴丈さんの演技がキュートです。
ナルシストなのに、何だかんだで憎めない。
でも、私が好きなのは、グリスに変身する猿渡一海(演:武田航平さん)と、ローグに変身する氷室幻徳(演:水上剣星さん)です。
2人とも、終盤での活躍が見所ですが、前半の様子あってこその魅力なので、ぜひ全編通して注目して欲しい2人です。

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