2019年1月31日木曜日

王道よりも広い世界【トクサツガガガ 15巻】《感想》

フィギュア付き特装版で買いました!
キーホルダーのようなフィギュアなので、ちっちゃいんですが、クオリティは高いです!!!
最初、「ちっさっ!!!」と思ったけれど、丁寧な作りで、ニヤニヤしました。
付録のペーパークラフトに作者がいるのも可愛いwww
1500円と、ちょっと高いので、迷ったけれど、買って良かった...!



本編もホント最高で終始ニヤニヤしました!
ヲタク的に共感できる話が多過ぎるのが、堪りません!

また、今回の「『死』にすら命を吹き込む」という話が、私は好きでした。
命は大切だけど、フィクションの中の「死」っていうのは、ちょっとは考えたのことがあることだと思います。
いろいろ意見はあるテーマだと思いますが、私はこの考え方が好きだなぁと思いました。
あと、この作品の素敵な所は、王道ではない道を認めてくれる部分だと今回思いました。
王道というか、誰が見ても一番良い道を通るのが、本当は理想です。
でも、そんな理想的な人生を送ることなんで、実際には凄く難しい...。
おかあちゃんの言うような人生の方が、世間的には幸せかもしれないけれど、仲村さんにとっては今の四苦八苦している生活の方がきっと幸せなんです。
いろいろ問題はあるけれど、そこでいろいろ考えることで、より視野が 広くなって…。
 王道じゃないからこそ、見ることが出来る広い素敵な世界があるということを、この作品は描いているように思いました。

また、今回、改めて気づいたんですけど、この作品って話の中で、かなり時間や場所が乱れるような演出が多いですよね!
今までは何となく違和感があるだけだったんですけれど、今回はそれがパズルみたいに綺麗だったので、逆に気づきました!
いろんな人との話の中で、仲村さんの考えがまとまって行く様子が面白いんです!

そして、次回、5月発売の16巻は獣将王が最終回...
おかあちゃんとのバトルとどう組み合わせて描かれるのか...
スッゴい楽しみです!!!

あと、カバー裏もちょっと面白かったです。
内木吏王先生にファンレターが出せるという小ネタ付きwww

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