2017年9月16日土曜日

事前情報無しの方が楽しめるかも!【星に願いを、そして手を。】(感想)

第29回小説すばる新人賞受賞作品です!
プラネタリウムと図書館を併設した通称「科学館」を舞台に、少年少女たちの夢を描いた作品です。
タイトルに惹かれたら方は、是非手にとってみてください!出来れば、作品についての情報は特に調べずに読んでください!!!

 

というのは、、、
 
 

 
 
<以下、読後推奨>
 
 

実は、作者の青羽悠さんは受賞当時16歳で同賞の最年少受賞者なんです!!!
16歳とは思えないくらいによく出来た作品なのですが、読む前にそのことを知ってしまった私はつい、作品のちょっとした箇所に16歳らしさを探してしまって......(なんて性格の悪い大人なんだ、私は...orz)。
なので、まだ読んでない方は無心で楽しく読んで欲しいです!!!"3人が文殊なら、4人は最強"や、自転車で坂道を下る件は、とても秀逸で、美しいです。
また16歳らしさを探すような読み方をしてしまったと、上に書きましたが、学生生活の瑞々しい描写は、ハイティーンの作者だからこそ書ける場面だと思います。懐かしく、ほんのり甘酸っぱい恥ずかしさを思い出しました...。

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