2017年12月26日火曜日

こんなに可愛い表装なのに...【風と共にゆとりぬ】

海外の児童書作品のような、アンティークで可愛い表装にも関わらず、卑屈さを武器にしたエッセイで、ラストが肛門の話...。こんなにオシャレな表紙なのに、締めが肛門の話なんて...。
しかも、圧倒的な存在感のある話なのです...(笑)
日常、日経新聞での連載、肛門の話、と三部に分かれた構成になっているのですが、一番ボリュームのある日常でのいろんな話を忘れるほどのインパクト...。なぜ自分の恥部の話をここまで生き生きと描けるのか...(笑)
こういうのが無理って人は、三部だけ読まなければ、ほぼ大丈夫です!特に、披露宴のダンスとか、バレーの失敗談とか、日常の話もドン引きするくらいには、オススメです!!
とにかく、前作に劣らないくらいに、最後まで可笑しな話が詰まっていたんですが、終始楽しそうに書かれているのが、何より面白かったです!第3段も出されそうとのことで、楽しみです...。

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