2018年7月20日金曜日

物足りなさもあるけど、萌える終幕【東京喰種:re 16巻(最終巻)】<雑感(ネタバレ注意)>

これぞ、大団円!
最後まで駆け抜けて行くような、16巻でした!
死んじゃったり、再登場したり、結婚したり、敵のまま戻って来なかったり...。
そして、バトルが凄い!&多い!!
私は、人間関係見る方が好きだけど、青年マンガですものね...熱さは大事ですし!
ただ、ラストスパートを走り抜けたような勢いもあって、やや物足りなさというか、寂しさもあります...。

あと、ナキが生きてたのが、びっくりした...
ナキって死んでなかったっけ...?
説明なかったけれど...
ググったら、伏線はあったっぽい...?
でも、説明欲しかった!!!
でも、最終話のミザと並んでるコマ良いよね!
ミザが凄く良妻の顔してるwww

一方、亜門さんとアキラさんが影だけで、説明ないのは好きです......
この二人は...これで良い...これが良い...
ドナートと亜門さんの最後の場面ホント好き...よかったね...
この闘いの中にタキザワさんの想いもあるというのが、何とも良い...

そんな中で、死堪が完全に敵になってしまって、戻ってこないっていうのが、凄くツライ...
ホントに「悲劇」だった...
違う未来もあったハズなのに...彼はどこで間違ったのか...
本編で詳しく語られてないからこそ、悲しいんだけど、そこに作者の意図があるようで、また良いと思ったりしてます!
また、無印ではマンガとアニメで違うルートを辿るにも関わらず、:reに至るカネキくんと対称的かつ、カネキくんの特異さを強調するキャラでもあったのだと思います。

他にも、いろいろと萌えポイントはあるのですが、カネキ達の娘の一花ちゃんが、最大の萌えです...!
何が良いって、人間の食事を食べれるんですよ!!!
好きな食べ物、「依子のパン」ですよ!!!
依子ちゃんの料理を食べれるなんて...しかも、美味しいって、好きだって...
無印のときに、必死に依子ちゃんの料理を流し込んでいたトーカちゃんを思い出して......
一花ちゃんが初めて依子ちゃんのパンを食べたときのトーカちゃん達を想像すると、ヤバイ...
あと、月山さんとの関係も萌える...
普通になついてるし、月山さんも、姫呼びっていう、ちょっとしたひとコマ。
しかし、元々月山さんはあんなにも狂気的にカネキくんを追いかけていたんですよ!
それが、今や彼の娘とこの関係ですよ!!!
何てことのない場面だけど、ずっと読んできた身としては、とてつもなく萌えます...。
「少し物足りない」なんて、先ほど書きましたが、すっごく良い作品だったと思ってます...。
石田先生ありがとうございました!!!
最後の半年を除いて「楽しくはなかった」ということをあとがきで、書かれているけれど、救いではあったのだと思います。
少なくとも、私は東京喰種に救われました。
描かれる人の弱さに安心したり、反省したり...。
メディア化がいろいろと進んだときには、複雑な気持ちではあったけれど、それだけ良い作品でした...。
ただ、出来れば今度は石田先生自身が描いていて楽しい作品を読みたいです。

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