宮部みゆきさん、辻村深月さん、薬丸岳さん、東山彰良さん、宮内悠介さんの5人の人気作家さんによる伝奇系アンソロジーです。ホラーだったり、ミステリだったりするけれど、どれも伝奇系です。
タイトルは、作家さんたちの頭文字からのようです。
5人中4人は、好きな作家さんだったので、手に取ったのですが、面白かった!
アンソロジーは、ハズレもあるんですけど、これは大当りでした。
薬丸岳さんの作品は初めて読んだんですけれど、凄く読みやすかったです!誰でも楽しめるエンターテイナーな作風という印象を受けました。
他の4人期待通りいや、期待以上の作品でした。あとがきにて、宮部さんは満足のいく出来ではないようなことを言われていますが、ファン的には大満足です!
あとがきは各作品ごとについているのですが、作品とは異なる作家さん自身の雰囲気が出ていて、なんだか可笑しかったです。
また、東山さんと宮内さんは、他の作品と少しリンクしているのも見所です。宮内さんのこのラストで締めるというのが
、何とも美しいです。
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