2021年7月20日火曜日

普通に至れない不運:死にたがり少女と食人鬼さん【3巻 感想】

“普通じゃない”ってことは、大抵は“普通に満たない”ってことだよね...
ということを思い出させてくれる作品。

例外もあるけれど、“普通じゃない”というのは、大体は集団から弾き出される。“普通になれなかった”人。
“普通以上”であれば、“普通”に合わせることも出来るし、弾き出されないことが多い。必ずとは言えないけれど。

それでも、やっぱり“普通”の幸せは欲しいという人たち。
そして、“普通”の中に幸せを得られなかった人たち。
そういう人たちのお話です。

哀しくて、切なくて...。
でも、こうして描かれることで私は少し救われるような気持ちでした。

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