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正義と悪の話で、意外と扱われない『やり直す機会』についての話でした。
タケシとダミアンがそのテーマの話で、争うというのは、理にかなっているように思います。
ベル・リンへの判断を悔いるタケシと、
元の世界で自白剤による自白映像を理由にスケープゴートにされたダミアン。
二人の違いのひとつは、自分の罪を背負おうとするか、周囲に理由を見いだすか。
これは正義と悪ということ以前に、仲間に恵まれたか否かが大きいと思います。
罪も罰もひとりきりで背負うのは辛すぎるから、ダミアンは周囲を悪と決めつけてしまうことで、自分の心を守ろうとしたのかな...と考えさせられました。
タケシが《正義じゃなくて、人間だから》と言って、ダミアンのことも受け入れようとするのは、私たちも見習うべき理想なんだろうと思います。
ただ、やはり難しい...
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