2017年8月26日土曜日

物語シリーズオフシーズン最終作【結物語】(雑感)

「終物語」とか、「続終物語」とか出た後も、続いて、「終わる終わる詐欺」だって言われてた<物語>シリーズ、オフシーズンの最終作...。読み終わってから、気づいたけど、
大学を卒業したあと、研修で地元に戻ってきた阿良々木くんの日々の話です!
職場の人たちと切磋琢磨したり、同級生たちと再開したり...。
羽川さんについては、かなり衝撃的だった...。なんか、もっとひっそりと活動してるのかと思ってたら、超有名人になってるじゃないか!才能を発揮しているのは、凄く喜ばしいことなんだろうけど、とても切ない...彼女だけがこんな立場になってるのが凄く可哀想に思ってしまう...。
老倉さんは、初めて見たときには嫌いなキャラだったけど、今は好きです...酷い扱いを受けながらも、彼女に構う阿良々木くんは老倉さんのいろんな気持ちを無意識に分かってるような気もします...。
その他のメンバーもそれぞれの道を進んでいて、ラストもこのシリーズらしい、今度こそ終わりなのかなって感じ...
 
...ですが!
阿良々木くんが海外に行くなら、羽川さんとの衝突もあり得るし、
吸血鬼のライバルとして描かれることの多い『人狼』という怪異が登場したのに、あまり吸血鬼との関係は描かれていないし、
今後の展開として膨らむ要素は盛りだくさんだったので、まだまだ続くかも...!?
この後に、モンスターシーズン第1作として「忍物語」が刊行されたけど、こちらは「結物語」より時系列は前で、外伝的なシーズンになるのではないかと思ってます。

0 件のコメント:

コメントを投稿