2017年10月23日月曜日

クズで変態な生徒会長の初仕事【美少年椅子】(雑感&あらすじ)

美少年シリーズ第7弾!
今回は、1~6巻までに出てきた話もいろいろと重要になっています。特に、永久井先生と沃野禁止郎の言動がキーになっています。なので、初めて読む方には、「パノラマ島美談」と「D坂の美少年」だけでも読むことをオススメします。
6巻目で生徒会長に当選した眉美くんの就任後の初仕事です。その初仕事というのは、「美少年探偵団の存在を生徒会から隠蔽すること」?!また、その協力を札槻嘘くんに求める中で、生徒会長選のときのライバル候補だった沃野禁止郎の組織の目論見も明らかに...!
子どもから聞かれたくない質問のひとつ、「何のために勉強するのか」がテーマです。答えはひとつじゃないし、人それぞれ納得する答えも違うだろうけれど、美少年シリーズらしい「美」しい締めだったと思います。
ただ、この作品の対照年齢が、登場人物たちと同じ中学生・小学生だったのではないかと気づいてしまって、個人的にツライwwwでも、また読みます!来年の春刊行の「緑衣の美少年」待ち遠しい!
ショートストーリー「放課後の道化師」は、珍しく眉美くんと団長のコンビによる推理です。この二人だけになるのは、1巻以来久々!
本編では、自他ともに認めるクズながらも、美少年探偵団のために奮闘する眉美くんですが、ショートストーリーでは、変態度マシマシです...。吹いた紅茶を舐めたり、ソーサクくんに裸婦画描いて貰ったりしてたという独白に、ドン引きです...。ミチルくんの紅茶へのリアクションは元々過剰だったけど、ソーサクくんとの沈黙に耐えきれず、脱いじゃったのか...。

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