2017年12月31日日曜日

後半の圧倒的なスッキリ感!【ホワイトラビット】<雑感(ネタバレなしめ)>

今作の前半は、あんまり伊坂幸太郎作品っぽくないです!
「レ・ミゼラブル」っぽい書き方だからか、なんだか読みにくいというか、くどいというか...。ですが、後半のピースがハマっていく感じは余計に爽快感があります。憎くてたまらなかったあの人の真意がハッキリしたり、この場面のこの人たちの台詞にはこういう意味があったのかと気づかされたり...。
また、伊坂幸太郎作品によく出てくる「黒澤」という泥棒も今回活躍します!空き巣に入った家に必ず置き手紙をするという謎の律儀さを持った泥棒です。私は割りと好きなキャラだったので、登場に舞い上がりました♪ただ彼のやや矛盾した信念にはいつも首を傾げさせられる...(笑)

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