2017年12月11日月曜日

恩田陸萌え【猫と針】<感想>

演劇集団キャラメルボックスのために、恩田陸さんが書き上げた脚本です。チラシやパンフレットの抜粋やあとがき的な書き下ろしを掲載して、書籍として、発行されてるんですが、めっちゃ面白いwwwwww
本編は、かっての映研の同級生たちが映画監督になった一人の頼みで、エキストラ役のために集まるという話です。別の同級生のお葬式後という設定で、恩田陸作品ならではの、不穏な雰囲気が漂っていて、最後までドキドキします。最後には、モヤモヤやドキドキの裏で登場人物たちの抱えていた問題や心情がじんわりと明らかになり、いろいろと考えさせられます。
舞台で観れば、後で一緒に見た人と感想を話し合いたくなる味わい深い作品でとても面白かったんですが、先にも挙げたチラシやパンフの抜粋、書き下ろしでのメイキング話も滅茶苦茶面白かったですwww一言で言えば、なかなか書けなかったという話なんですが、それを淡々としながらも焦燥感も感じる様子で書かれていて、凄く可笑しかったですwww
今までは、恩田陸作品は小説しか読んでなかったけど、今度エッセイも読んでみようかな...!

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