2017年12月21日木曜日

切り絵を描くような作品【博多豚骨ラーメンズ】<感想(ネタバレ控えめ)>

来年の1月12日からアニメ放送の「博多豚骨ラーメンズ」の原作読みました!
アニメ公式サイト→
さすが第20回電撃小説大賞、大賞受賞作といった感じでした!!
登場人物たちは、中性的だったり、ミステリアスだったり、方言強かったり、キャラが今風で、漫画化やアニメ化されるのも納得でした。(私はリンちゃんとジローちゃんが好きです!)
が、この作品の見所はそこではありません!!!
パズルというより、切り絵を描くような群像劇形式。読んでいるときは、どれが主軸となっているのか、分からないけれど、読み終わると納得...出来たような気がするこの構成!これが美しくて、秀逸なのです。
「殺し屋」というテーマは、少し不満だった私ですが、タイトルになっているチーム名と、ラストのオチは、不満なんて吹っ飛ぶほど、凄く好きです!特に、オチは話の続きが気になるので、すぐに2巻を読まざるを得ない...!

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