2018年9月12日水曜日

フィナーレかと思いきや...!【夢喰いメリー20巻】<雑感(ネタバレ注意)>

前回から、終幕の気配マシマシで、今回が最終巻かも...と思っていたんですけれど...
<以下ネタバレ注意>

ヤエの正体が明らかになったり、白儀くんの扉を開けた人が、夢路以外にいる疑惑が生まれたり...

フィナーレ間近らしいのに、ハラハラさせられました...。

まず、ヤエは三姉妹!
ラスボス直属の部下が3人って、割りと定番だけど、だからこそ、燃えます!!!
こういうヒーロー作品的な展開が、この作品の好きな部分のひとつです。
しかも、ヤエだけは以前から登場していたこともあって、残りの二人がこのタイミングで登場しても、あんまり後付け感がないことに、牛木先生のセンスを感じます!

あと、扉を開けた人物。
ジョンが何か引っ掛かっているようですが、今回はハッキリとは分からず...。
意味深な雰囲気の「奏」という子が何かキーパーソンだったりするのかな...

それにしても、ジョンはホントにカッコいい...。
今回のメグポンへの行動も、マジ紳士な上に、照れるという萌えポイント...。
ホンマ有能過ぎるで...。いろんな意味で!
今は苦戦中だけど、彼ならここから逆転してくれる!

あと、おやっさんもかっこよかった...
10年前に夢路とメリーが会ってたことに感づいてたっていう場面には少し泣いた...。
彼は保護者で大人ながらも、ロマンを忘れない、
狡いくらいにカッコいい立場だからなぁ...。

ただ、メリーが全部打ち明けたってことに、やっぱりもうすぐ最終回なんだということを感じて、寂しくなります。
そして、この作品のもうひとつの好きな場面は敵をただの悪者にしないところです。
何だかんだありながらも、今までの相手と共闘したり、ラスボス的に好き勝手に振る舞う白儀くんへも、理解を示したり、白儀くんをただ「倒す」というより「止め」ようとしていたり...。

勧善懲悪というより、自分の正義を貫く!という夢路たちは、よりヒーローらしく、彼らの迎える結末に不安はありません。
最終回が来るのは、少し寂しくはありますが、楽しみでもあります。

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