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(Ⅰ感想←)
Ⅰでは、ヒロイン達の出番が多かったですが、このⅡでは、サーヴァントとの関係に注目したいです。
今作(CCC)は前作以上のボリュームで、全4巻です。
1冊だけでも、かなりの分厚さなのに、それが前作の倍になるとは...。
サーヴァントが一人増えてるとはいえ、これだけのボリュームになるのは、選んだサーヴァントによってシナリオの違いが大きいからだと思います。
まず、セイバーはベーシック。
おそらく、バトルで不自由しない性能なのでしょう。
逆にキャスターは、バトルで不便ですが、コミカルなキャラクターで会話が楽しめる。
アーチャーは、主人公の性別により会話のシナリオのボリュームに差があります。
男性主人公なら、友達・同志的な距離感。
女性主人公なら、凄く世話をやいてくれる紳士。
いや、作中の言葉を借りれば、「変態紳士」。
そして、今作から参戦のギル様だと、主人公の性格が他の3人のときより、自分の意志が強くなります。
要は、ギル様好みな「強欲」な人間になります。
また、性別によるシナリオの違いは、アーチャーのときとほどではありませんが、セイバーやキャスターより顕著です。
また、サーヴァントとの会話に限らず、本編のシナリオにおいても、前作よりも女性主人公のシナリオが充実していました。
私がプレイするなら、女性主人公にして、ギル様かアーチャーのどちらを選ぶが悩むところです。
ただ、どのサーヴァントのシナリオも涙なしに読めませんでした!
前作からの3人とは欠けてしまった思い出が、ギル様の場合は徐々に認めてくれるという関係の構築が見処です。
ちなみに、ギル様だと認めて貰えない選択をすると、ほぼほぼデッドエンドです...(笑)
他にも、ある人物の暗躍とか、好きな場面はいろいろあるんですけど、ちょっと不満な場面もありました。
それは、第4章のジナコの話です。
ぶっちゃけ、最後がふざけすぎに感じました。
もうちょっとだけシリアスを通して欲しかったです...。
そうでないと、彼や彼の気持ちが報われない気がして...。
ただジナコは次回にも出番がありそうなので、Ⅲを楽しみにすることにします。
今年の末くらいには、刊行されるのではないかと思っています。
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