2018年9月22日土曜日

恋愛モノだと思うじゃん?でも...【ねじまき片想い】<感想>

奥手な玩具プランナーが片想いながらも、悪戦苦闘するお話です。
ストーカーになる一歩手前レベルで奮闘する彼女に呆れつつも微笑ましく思いながら、少し疑問がありました。

刊行されている東京創元社はミステリが多い出版社なのです。
しかも、私が読んでいるこの文庫版は、「創元推理文庫」。
あれ?「推理」???
ただ恋愛モノのではないの???
...と思っていたら、、、確かにミステリーでした...。探偵モノでした!
帯の「最強の片想い」はなかなかに言い得て妙で、私は好きです。
また、描写が非常にドラマっぽい!
特に主人公の宝子を影から応援する職場の人たちのコソコソ相談しているシーンのコミカルさが動画的で、連ドラを観ているような気持ちにすらなります。
本当にドラマ化してしまえば、良いのに...。
そして、中に出てくるアニメ「魔法使いの心友」もアニメ化して欲しい...というのが私の希望です!
この「魔法使いの心友」というのは、実は柚木さん原作、香魚湖さん作画で、本当に別マにて連載されていた漫画なのです...。
私は好きだったので、凄く懐かしかったです。
ただ自分の作品を作品の中で、大人気作として描いてしまうなんて、賛否両論ありそうではありますが...。
でも、突き詰めれば、面白ければよいのです!!!(笑)

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