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タイトルからして、どう考えても難しい内容なのに、つい手にとってしまいました...!
案の定、専門用語が満載で、凄く難しかったです!(笑)
疑問とは、たまに耳にする「日本人は集団主義」「自分より他人を優先する」という考え方についてです。
最近、首都圏に引っ越してきて、余計に強く感じるようになったんですけれど、、、
別にそんなことなくないですか?!
確かに、周囲に意見を流されやすい部分はあるけれど、他の国と比べて「他人を思いやる」国民性があるとは、言い難い...。むしろ、個人主義と言われる欧米人の方が愛想よく、相手を思いやる場面が多いように思います。
人混みでもアイコンタクトで道を譲ってくれたり、
ぶつかっても笑顔で謝ってくれたり...。
昔はともかく、今の日本人は自分優先じゃないか!
国民性の個人主義や集団主義といった側面の分析をされる際に、「自分優先」「他人優先」「他人への懸念」に注目したという研究です。
アメリカ人と日本人を比べると、3つ目の「他人への懸念」だけ、日本人の方が高いそうです。
「他人への懸念」といっても、自分が周囲からどう見えるか、つまり大袈裟に言ってしまえば、「他人に自分をよく思われたい」ということです。
なるほど!と思いました...。
「他人への思いやり」なんて、結局ただの建前で、本音は「自分優先」だったわけです。
なんて、たちが悪いんでしょう...。
「自分優先」なのに、世間体を気にして、「他人優先」を装うなんて...。
私は滅茶苦茶こき下ろしましたが、本書では、専門的な視点で日本人のそういった特徴について、実験・検証されています。
テストによる実験だけでなく、ことわざという別の視点からも取り組まれています。
たしかに、生活に根差した文化に国民性は強く出ると思います。
でも、ひとつ気になったのが、実験の際のデータの数です。
最低1,000はないと、実験データとしての信用性は低いと聞いたことがあるのですけれど、どの実験も3桁くらいのデータ数でした。
テストによる実験だけでなく、ことわざという別の視点からも取り組まれています。
たしかに、生活に根差した文化に国民性は強く出ると思います。
ただ内容をどこまで理解出来たか分かりません...。
それでもすごく知見が広がった気がして、非常に勉強になったと思っています。
最低1,000はないと、実験データとしての信用性は低いと聞いたことがあるのですけれど、どの実験も3桁くらいのデータ数でした。
人が足りなかったのでしょうか...?
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